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engineer's notes about application development, data analysis, and so on

資格試験の旨味とは?自分が得られる本当のメリットとは?


学生のころ、私の中で「就職活動=様々な分野の企業を広くチョイ踏み込んで見分できることで広い視野を得られる絶好の修行」と位置づけ、知見と経験を培うために数十社ほど色々な業界の会社説明会を行脚したことがあります。

そのときに印象的だったことのひとつに、「先輩社員」なる方との面談を頂ける機会がありました。
そのとき、ちょっと残念な価値観に遭遇したことがあります。
それは・・・

「資格を持ってても役に立たない。」
「資格なんて意味ない。」

資格を含む社員教育に対する会社の姿勢を確認した瞬間、もう面倒くさそうにあしらうような態度で上記の見解を示されました。
後日この会社から「次の就職活動のステップに進んでください」という連絡がありましたが、その返信で迷わず辞退しました。
こういった社員は、もしかしたら一部なのかもですが、このような「資格は無意味」といった思考が蔓延する雰囲気を感じたため、辞退しました。

「資格を持ってても役に立たない。」
「資格なんて意味ない。」

そんなことはないと私は考えています。

それどころか逆に、今でも私は「資格試験」は非常に有意義だと実感しています。
しかし残念なことに、「資格試験」の旨味を理解していない方も一定数は存在するようです。

「資格試験」は「資格を取ることが目的ではない」です。
では、一体何が「目的」なのか?
この「目的」が理解できていないと、資格を持っている人も評価する人も不幸になると思います。

その目的はたった1つの本質です。
その1つの本質とは、その分野の土台として必要な知識を「超」「高効率」に習得できること!
この点に尽きますね。

資格は「合格が目的ではない」です。
合格は、単なる「理解度のチェック」です。
真価は、その体系的な土台の知識を超高効率に習得できる点にあります。
(逆に、土台の知識を超高効率に習得できない資格であれば、それに向けて勉強する意味はありません。お金も時間も無駄です。 )

特に強調したいメリットは「体系的」である点です。
断片的にかき集めた情報ではない、きちんと整理されて学習効率化された「体系的」な情報のエキスです。

義務教育を含めた学校の勉強もしかり、ですが、先人の方々が試行錯誤しながら見つけてきた旨味のエキスを超高濃度で自分に注入できる、しかもロジカルに、という点に尽きます。
考えてみればすごすぎますよね。
先人たちが人生をかけて没頭してきた知識の数々を「ま、こうなんですよ」って身に付けられちゃうんですよ?

この点は子どもの頃から本当に畏敬の念がありますが、先人の方々には感謝としか言いようがありません。
この恩恵による感謝の恩返しは、次の世代に倍返し(?)、いや1,000倍返ししたい思いです。
(ということでブログを書いたり、近しい人に伝えたりしています。微力でも貢献したいです。)

資格の見極めは必要です。
お飾りやお墨付きが目的の資格は対時間効果が低く、自分が不幸です。
自分がやりたいことが体系的にまとめられていて、効率が良さそうかを判断するのが良いです。
私の場合ですが、インターネットや書店で資格の中身をチェックします。
私の目標に沿っていて、かつ効率が良さそうであれば、取り入れます。
ちょっと念のためですが、「資格ありき」ではなく「目標ありき」です。
目標に向かって発射できれば資格合格は任意ですが、私は合格したほうが良いと思います。
理由は、合否は理解度のチェックになるのと、ささやかながら自信にもなるためです。

なお、今回この記事を書いた理由は、

  • 資格試験は手段であり、自分の能力向上に役立ててもらいたい
  • 資格試験で学習できる内容が自分にあっているか効率的か、を見極めてもらいたい

という点にあります。

履歴書や社内評価などでは、客観的な指標として目安や基準になります。
この目安や基準は、採用や昇進に直結するので、非常に重要ではあります。
ただ根本的に自分の武器としてアドオンするなら、目指す分野に対して短時間で効率よく力をつけられる点を重視したいものです。
資格試験をうまく利用して、自分の能力を超高効率に高めていきたいと思います。

なお、資格試験は、体系的に学習できたりキャリアアップに役立つというメリットや、自身のスキルの証明にも使えます。
次の記事では、IT系の資格試験に合格した勉強方法のコツをご紹介する記事をまとめています。
是非、チェックしてみてください!
intellista.hatenablog.com

最大3アカウントまでのGoogleDriveを、より多くのアカウントで同期させる方法とは? (※ただし増やしすぎは注意)

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「Backup and Sync from Googleを使っていますか?

「Backup and Sync from Google」とは、 PCと「Google Drive」を同期させるデスクトップアプリです。

「Backup and Sync from Google」は、最大で3つのGoogleアカウントの「Google Drive」と同期できるようになっています。
(2017年10月のアップデートで最大3つの複数アカウントがサポートされました。)
3アカウントで同期すると、タスクバーは次のようになります。
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4アカウント以上の「Google Drive」を持っている場合は、残念ながらどれか3つを選ぶ必要があります。

しかし、4つ以上の「Google Drive」も同期したいと思いませんか?

実は意外と簡単な方法で、4つ以上の「Google Drive」も同期できます。
例えば6つのアカウントを同期させると、タスクバーは次のようになります。
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今回は、最大3アカウントまでのGoogleDriveを、より多くのアカウント (4アカウント以上) で同期させる方法をご紹介します。

前提条件

本記事の前提条件は、次のとおりです。

  • OS は Windows 10 であること
  • 「Backup and Sync from Google」がインストール済であること
  • Googleアカウントを4アカウント以上持っていること

以降、次の想定でご説明します。

  • 3つの「GoogleDrive」を同期させたWindowsアカウント(下図のUser A)をいつも使っている
  • もう3つ追加で「GoogleDrive」を同期させたい

図示すると次のとおりです。
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手順の概要

本記事では、「Backup and Sync from Google」アプリに3アカウントを追加し、「GoogleDrive」を3つ追加で同期させる手順をご説明します。
手順は次の3ステップです。

  1. 「Backup and Sync from Google」用のWindowsアカウント追加
    いつものWindowsアカウント(下図のUser A)でPCにログインし、「Backup and Sync from Google」用のWindowsアカウント(下図のUser B)を追加する
    f:id:parupuntist:20210509132602p:plain
  2. 「Backup and Sync from Google」設定
    追加したWindowsアカウント(下図のUser B)でPCにログインし、「Backup and Sync from Google」を設定する (最大3アカウント)
    f:id:parupuntist:20210509132619p:plain
  3. 「Backup and Sync from Google」起動バッチ作成
    いつものWindowsアカウント(下図のUser A)でPCにログインし、「Backup and Sync from Google」の起動バッチを作って実行する
    f:id:parupuntist:20210509132631p:plain

この手順を繰り返すことで、最大3アカウントずつ同期可能な「GoogleDrive」を増やせます。
※ただし後述のとおり増やしすぎは禁物です。

それでは1ステップずつ、詳しい手順をご説明します。

手順

それでは、「Backup and Sync from Google」アプリに3アカウントを追加し、「GoogleDrive」を3つ追加で同期させる手順を説明していきます。

1.「Backup and Sync from Google」用のWindowsアカウント追加

いつものWindowsアカウント(下図のUser A)でPCにログインし、「Backup and Sync from Google」用のWindowsアカウント(下図のUser B)を追加する手順をご説明します。
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1-1. いつものWindowsアカウントでPCにログインする

いつものWindowsアカウント (前述の図のUser A) でPCにログインしてください。

1-2. 「Backup and Sync from Google」用のWindowsアカウントを追加する

次に「Backup and Sync from Google」用のWindowsアカウントを追加します。

  1. コントロールパネルを開き、「アカウント」(赤枠)をクリックします。
    f:id:parupuntist:20210509133654p:plain
  2. 左側のメニュー項目から「家族とその他のユーザー」を選び、「+」(その他のユーザーをこのPCに追加)のボタン(赤枠)を押します。
    f:id:parupuntist:20210509133709p:plain
  3. Microsoft アカウント」ダイアログが表示されます。「このユーザーのサインイン上方がありません」(赤枠)をクリックします。
    f:id:parupuntist:20210509133750p:plain
  4. Microsoft アカウントを持たないユーザーを追加する」(赤枠)をクリックします。
    f:id:parupuntist:20210509133804p:plain
  5. ユーザ名、パスワード等(赤枠)を設定します。終わったら「次へ」ボタンを押します。
    f:id:parupuntist:20210509133816p:plain
  6. 「家族とその他のユーザー」画面に戻り、「ローカルアカウント」(赤枠)が追加されています。
    f:id:parupuntist:20210509204349p:plain
  7. (ご参考: この項目):「ローカルアカウント」をクリックして「アカウントの種類の変更」をクリックすると、下図のダイアログが表示されます。
    アカウントの種類は「標準ユーザ」でOKです。そのままOKボタンを押してダイアログを閉じます。
    f:id:parupuntist:20210510003401p:plain

「Backup and Sync from Google」用のアカウントを追加する手順は以上です。
次に進んでください。

2.「Backup and Sync from Google」設定

追加したWindowsアカウント(下図のUser B)でPCにログインし、「Backup and Sync from Google」を設定 (最大3アカウント) する手順をご説明します。
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2-1. 追加したWindowsアカウントでPCにログインする

手順「1-2」で追加したWindowsアカウントでPCにログインしてください。
具体的には、スタートメニューをクリックし、追加したWindowsアカウントをクリック(赤枠)します。
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2-2. 「Backup and Sync from Google」を設定する

追加したWindowsアカウントでPCにログインしたら、「Backup and Sync from Google」を設定します。

  1. スタートメニューを開き、「Backup and Sync from Google」をクリックします。
    f:id:parupuntist:20210509145542p:plain
  2. 「Backup and Sync from Google」が起動しダイアログが表示されます。「使ってみる」を押します。
    f:id:parupuntist:20210509145556p:plain
  3. 「Backup and Sync from Google」の「ステップ1」(Googleにログイン)に進みます。
    メールアドレスか電話番号でログインします。
    f:id:parupuntist:20210509145609p:plain
  4. 「Backup and Sync from Google」の「ステップ2」(バックアップ機能の設定)に進みます。
    本記事ではバックアップ機能は使わないのでフォルダ選択(赤枠)のチェックは全て外します。他はデフォルトのまま「次へ」を押します。
    f:id:parupuntist:20210509145625p:plain
  5. 「Backup and Sync from Google」の「ステップ3」(同期機能の設定)に進みます。
    フォルダの場所はデフォルトでも構いませんが、変更する場合は「変更」(赤枠)を押して任意のフォルダを指定します。そして「開始」を押します。
    f:id:parupuntist:20210510001458p:plain
    「Backup and Sync from Google」のダイアログが閉じて、同期が開始されます。これでアカウントを1つ追加できました。
  6. 引き続き、タスクバーの雲のマークをクリックし、メニューから「新しいアカウントを追加」を選んで別のアカウントを設定します。
    f:id:parupuntist:20210510001604p:plain
    「Backup and Sync from Google」が起動しダイアログが表示されますので、2. に戻ってください。
  7. 最大3つのアカウントを設定したら、メニューに「新しいアカウントを追加」は表示されなくなります。
    次に進んでください。
2-3. 追加したWindowsアカウントについてログアウトする

上述のとおり、追加したWindowsアカウントにおける「Backup and Sync from Google」の設定が完了したら、このWindowsアカウントからログアウトします。
スタートメニューから「サインアウト」(下図の赤枠)を押してください。
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ログアウトすることで、一旦このアカウントでの「Backup and Sync from Google」は終了します。
このあと、もとのアカウントからバッチ起動するので、ここで終了させないと二重起動になってしまいます。
そのため、かならずログアウトしておいてください。

3.「Backup and Sync from Google」起動バッチ作成

いつものWindowsアカウント(下図のUser A)でPCにログインし、「Backup and Sync from Google」の起動バッチを作って実行する手順をご説明します。
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3-1. いつものWindowsアカウントでPCにログインする

いつものWindowsアカウント (前述の図のUser A) でPCにログインしてください。

3-2. 「Backup and Sync from Google」の起動バッチを作って実行する
  1. 次のような内容のバッチファイルを任意の場所に作成します。
    runas /savecred /user:UserB "C:\Program Files\Google\Drive\googledrivesync.exe"

    UserBのところは、「1-2」で作成した「Backup and Sync from Google」用のWindowsアカウント名に置き換えてください。
  2. バッチファイルを実行します。
    次のようなコマンドプロンプトのダイアログが表示されます。
    「Backup and Sync from Google」用のWindowsアカウントのパスワードを入力してください。
    f:id:parupuntist:20210510001628p:plain
  3. しばらくすると、タスクトレイが下図のようになります。
    f:id:parupuntist:20210510002139p:plain
    これは、「1-2」で作成した「Backup and Sync from Google」用のWindowsアカウントで「Backup and Sync from Google」が無事に起動し、「GoogleDrive」が3つ追加で同期している(もとの3つと併せて、合計6つが同期している)ことを示しています。
  4. 今後、ログイン時にバッチが自動実行されるのが便利だと思います。
    そこで、バッチファイルのショートカットをスタートアップに入れておきましょう。
    Windows 10のスタートアップの場所は、次のとおりです。
    C:\Users\%USERNAME%\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

注意点

本記事でご紹介している方法について、注意点がありますのでご説明します。

注意点1: 増やしすぎは禁物

結論からしますと、アカウントの追加しすぎは控えた方がいいです。
なぜなら、Googleのリクエスト数の上限(下記参照)を超過する可能性があるためです。
support.google.com
私は本記事執筆次点では、6アカウントで使えています。

ご参考:
そもそもGoogleアカウントに、1 つの電話番号で作成できるアカウント数に上限があるようです。(ただし上限数の明記はありません。 )
support.google.com

注意点2: 追加アカウントはタスクトレイをクリックしてもホップアップが表示されない

通常、タスクトレイの「Backup and Sync from Google」のアイコンをクリックするとホップアップが表示されます。
しかし、「3-2.」の手順で作成したバッチにより起動した「Backup and Sync from Google」は、アイコンをクリックしてもホップアップが表示されませんでした。

ホップアップには残り容量の表示やメニュー項目があるので、ホップアップが表示されないと少し不便です。
私はホップアップが表示されない現象を回避できていないので、次のように運用でカバーしています。

  • 残り容量については、同期フォルダの容量を時折確認する
  • 時折、オンラインで「GoogleDrive」のゴミ箱をクリアする
  • 追加アカウントのメニュー項目は使わないので影響なし

ちなみに、私の環境では「Backup and Sync from Google」のタスクトレイが不安定で、もともとホップアップが出なくなる問題がしばしばあります。
ですので、皆さんの環境で問題がなければ、この注意事項は無視して頂いて問題ありません。

まとめ

今回は、最大3アカウントまでのGoogleDriveを、より多くのアカウント (4アカウント以上) で同期させる方法をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
手順は3ステップで、簡単に試せると思います。
ただし、増やしすぎは禁物なのが注意点です。
皆さんのお役にたてば幸いです。

はてなブログの太字の両端に微小な空白(スペース)を入れて読みやすくする


ブログの文面について、太字の両端にこのように微小な空白(スペース)を入れると、文字の密集度が低くなって読みやすいという情報を得ました。

このとき「ひとつひとつの太字の両端に半角スペースを追加していく」という方法はオススメしません。
ものすごい手間ですし、その割に追加の漏れも発生しうるなど、非生産的だからです。

そうではなく、全ての太字の両端に一発で空白を入れたり、後で幅を一括変更できたら便利だと思いませんか?
CSSに数行を加えるだけで簡単にできるのでオススメです。
特に「はてなブログ」向けにはサンプルコードを用意したので参考にしてみてください。

ということで今回は、CSSを使って太字の両端に一括で空白を入れる方法をご紹介します。

太字の両端に一括で空白を入れる方法

結論からすると、次のようなCSSを追加します。
はてなブログの場合はデザインCSSに次のCSSを貼り付ければOKです。

b::before {
  content: '\00a0';
}
b::after {
  content: '\00a0'
}

上記の\00a0は、レイアウト調整用の空白で、いわゆるHTMLの を意味します。
 以外を使いたい場合は、下表を参考に置き換えてみてください。

文字実態参照 unicode(16進表記) 意味
  \00a0 改行なしのスペース
  \002002 n と同じ幅のスペース
  \002003 m と同じ幅のスペース
  \002009 細いスペース

また、上記のコードですと<b>タグ全てに適用されます。
本文以外の太字のレイアウトも崩れてしまうなど不都合が発生するようでしたら、本文向けに太字用のCSSクラスを設定するなどお試しください。
(CSSクラスについては本記事では割愛します。)

まとめ

今回は、CSSを使って太字の両端に一括で空白を入れる方法をご紹介しました。
うまく設定できましたでしょうか?

わりと汎用的でシンプルな設定なのですが、意外とニッチなニーズなのかピタッとくる記事が見つからず、今回自分で書きました。

ブログだけでなくサイト作成での記事レイアウト微調整にも使えます。

皆さんのお役にたてば嬉しいです。

「単語登録」機能により文章を爆速入力することで、知的生産活動を効率化する!

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「お世話になっております。」「ありがとうございます。」といったフレーズを一瞬で打てたら効率がよいと思いませんか?
「鈴木さん」「JavaScript」といった名前や単語もよく使う場合、一瞬で正確に打てたら高速ではないでしょうか。

一瞬でフレーズや特殊な単語を打ち込むことは、ちょっとした工夫で誰でも簡単にできます。
具体的には、IMEをはじめとする日本語フロントエンドの「単語登録」機能を使って、単語を登録するだけです。

今回はこの「単語登録」機能を使って、メールやドキュメント作成での文章を爆速入力するコツをご紹介します。

単語登録の方法とは?

まず、「単語登録」する方法を説明します。とても簡単です。
Windows10になりますが、右下のIMEのアイコン(「A」「あ」「カ」「 カ」のいずれか)を右クリックすると、次のメニューが出るので、「単語の追加」を選んでください。
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選ぶと、「単語の登録」というダイアログがでます。
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どんなものを登録するのかの目安は、次節で説明します。

なお、以前はメモ帳などで「Control+F10」を押すと、次のようなホップアップメニューが出て、ここから登録できました。
しかし2021年5月現在、私の環境(Windows10)ではホップアップが出なくなっていました。
職場のWindows10(Enterprise)だと出るんだけどなぁ・・・
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調べたら何かわかるかもしれませんが、今回は重要度が低いので省略します。

登録時の2つのコツ

単語を登録する際に有用な2つのコツを説明します。
以降、このコツを踏まえて次節でいくつかの例を挙げていきます。

基本は2文字、無理なら3文字

基本は2文字、無理なら3文字で登録するのがおススメです。
理由は次の2点です。

  • とにかく速い!
  • 1文字だと被りやすかったり、誤変換で逆に手間取ったりする。

単語の「読み」を「子音だけ」または「子音終わり」で登録する

登録時のコツとしては、単語の「読み」を「子音だけ」または「子音終わり」で登録するのがおススメです。
こうすることで、通常の日本語の単語と被らず、変換したときに一発で登録済の単語が出やすいためです。

どのような単語を登録しておくと効率化するのか?

前節の方法で表示した「単語の登録」というダイアログに、単語を登録します。
日々の生活で「このフレーズや単語、何度も何度も打ち込んでいるな・・・」と気が付いたものを、日々足していくのが無理なく、かつ体にもなじみやすいと思います。

よく使う名前

同じ部署やプロジェクトの自分の名前など、毎日のように仕事中など何度も何度も打ち込む名前を登録しておくと、非常に効率的です。

例えば「鈴木さん」という人がプロジェクトにいるとします。
そして朝から晩までメールやチャットで「鈴木さん」と打ってからコミュニケーションしているとします。
その場合、私でしたら次のように「鈴木さん」という単語を登録しておきます。
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こうすることで、今までは「suzukisan+Space+Enter」と打っていたのが「sz+Space+Enter」と高速化します。
私の場合ですと、今までの方法だと2秒くらいだったのが約0.7秒と1/3くらいになりました。

こんな調子でよく使うひとを登録しておくと便利です。
なお、2文字目が被ったら2文字目を変えるとか、要らなくなった名前を消すなどすれば、特に困った経験はありません。

なお、名前に関連して、よく打つ電話番号(自分の連絡先とか)も登録しておくと便利です。
(数字やハイフンを毎回毎回打ち込むのは、あまりに非効率なので。)

定番の挨拶やお礼のフレーズ

メールなどで頻出する定番の挨拶やお礼のフレーズを登録しておくと、非常に効率的です。

例えば、次のようなフレーズです。

  • お世話になっております。
  • ありがとうございます。
  • 承知いたしました。
  • よろしくお願い致します。

「お世話になっております。」の場合は、例えば次のように登録します。
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こうすることで、今までは「osewaninatteorimasu.+Space+Enter」と打っていたのが「os+Space+Enter」と高速化します。
私の場合ですと、今までの方法だと3秒くらいだったのが約0.1秒と1/30くらいになりました。

専門的なキーワード

システム固有の単語や製品名、業務用語など、基本的に誤変換する単語やそもそも英数記号の組み合わせだったりするものも、頻出の単語は登録しておくと、非常に効率的です。

例えば「JavaScript」の場合、私でしたら次のように登録します。
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こうすることで、今までは「Shift+j+ava+Shift+s+cript」と打っていたのが「js+Space+Enter」と高速化します。
私の場合ですと、今までの方法だと3秒くらいだったのが約0.1秒と1/30くらいになりました。

またこの方法のもう1つ良いところは、特殊な単語でも常に正確に打てる(タイポを防止できる)という点です。
例えば「JavaScript」は、「javascript」でも「Javascript」でも「JAVASCRIPT」でも間違いで、「JavaScript」が正しいです。
登録しておけば間違ったスペルは打ちようがなく、常に正しいスペルを打ち込めます。

高速でしかも正確、となれば、メリットしか考えられません。

記号

■、⇒、★、◎といった議事録などでよく使われそうな記号についても、単語登録しておくと効率的です。

例えば■の場合、私でしたら次のように登録します。
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こうすることで、今までは「sikaku+Space(+Space+・・・)+Enter」と打っていたのが「sk+Space+Enter」と高速化します。
私の場合ですと、今までの方法だと1秒くらいだったのが約0.1秒と1/10くらいになりました。

まとめ

今回はこの「単語登録」機能を使って、メールやドキュメント作成での文章を爆速入力するコツをご紹介しました。
人間の知的な生産活動において、上述の例に挙げたような文字列を打つところに時間を使うべきではないと考えています。
例のような文字列入力を限りなく省力化することで、肝心の「考えるところ」に自分の時間を使えます。
よろしければ是非、試してみてください!

キーボード操作「Windowsキー+数字」「Control+Alt+指定キー」で瞬時にアプリを起動する!

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キーボードでアプリを瞬時に起動できたら効率的だと思いませんか?
そんなことは難しいのでは、と思われるかも知れませんが、実はかなり簡単な操作や設定でできます。
今回は、「Windowsキー+数字」「Control+Alt+指定キー」といったキーボード操作で瞬時にアプリを起動する超効率化のPC操作方法をご紹介します。

Windowsキー+数字」でタスクバーのアプリを瞬時に起動

Windowsでは標準機能で、Windowsキー+数字」でタスクバーのアプリを瞬時に起動できる機能があります。
具体的には、タスクバーの左から順に「1」「2」・・・と勝手に数字が割り振られているので、みなさんは「Windowsキー+数字」キーを押すだけです。

例えば、次の図の場合は、「Windowsキー+1」で「Microsoft Edge」が、「Windowsキー+2」で「メール」が起動します。
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これをマウスでカーソルを移動してクリックして、とやると1~2秒くらいかかりそうです。
しかし「Windowsキー+数字」なら0.2秒とかいうレベルに爆速化します。

デスクトップのショートカットアイコンを「Control+Alt+指定キー」で瞬時に起動

デスクトップのショートカットアイコンに「Control+Alt+指定キー」を自分で設定することで、そのショートカットを瞬時に起動できます。
具体的には、次の手順でできます。

  1. ショートカットアイコンのプロパティを開く。(この例では「サクラエディタ」)
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  2. 「Control+Alt+指定キー」を指定する。(この例では「Control+Alt+E」)
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この方法が最も活躍するシーンは、ウィンドウで隠れてしまったショートカットを一瞬で起動できるときだと思います。
注意点としては、どのショートカットでもできるわけではなく、あくまで「デスクトップに置いたショートカットのみ」この機能を使えるという点です。
なので、たくさん設定するとデスクトップに多くのアイコンが並ぶと思います。

なお、この機能はアプリだけでなくあらゆるショートカットに対して設定できます。
例えば、次のようにフォルダのショートカットに対して設定すれば、瞬時にそのフォルダをエクスプローラで開けます。
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まとめ

今回は、「Windowsキー+数字」「Control+Alt+指定キー」といったキーボード操作で瞬時にアプリを起動する超効率化のPC操作方法をご紹介しました。
コンピュータはマウスよりもキーボードで操作したほうが圧倒的に速いので、是非みなさんも試してみてください!

「One Drive」の有料プランを5か月使った感想とやめた3つの理由

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Microsoft社の「One Drive」の100GBプランを5か月ほど使っていましたが、やめました。
今回は、100GBプランを日々使ってみた感想と、やめた3つの理由を紹介したいと思います。
なお理由をひとことで言うと「私の環境では「One Drive」が現時点では非常に不安定だった」ためです。

まずは「One Drive」の選定理由から

「One Drive」の選定理由を説明します。
類似サービスの有料プランの中でも、Microsoft社の「One Drive」を選んだ理由は、次の2点です。

  • 月額224円と、安い!
  • 大手の安心感 (つまり恥ずかしながら調査を省略しました)

つまり選定理由を一言で表すと「Microsoftだし月額200円程度だし、試しに使ってみるか」というところです。

なお、大手3社の有料プランでミニマムなものを比較すると、次のとおりです。

No. サービス名 容量 月額 備考
1 One Drive 100GB 224円 最安
2 Google Drive 100GB 250円 安さ2番手
3 Dropbox 2TB 1,200円 単価だと最安(60円/100GB)

上記のプランは2020年12月のものです。(2021年4月現在も同じでした。)
知らぬ間に「One Drive」が爆安になっていました。

実は2018年頃にも一度、「One Drive」の期間限定の無償100GBプランを使ったことがあります。
その時は大量ファイルを同期させようとするとハングしたり、消したファイルがどうやっても復活してしまったり、などちょっと苦い思い出があります。
正直、「Dropbox」のほうが断然高速で安定していました。
しかしまだ「Dropbox」はミニマムの月額が高い(1,200円)なので、お財布的に無理です。
そこで、安価な「One Drive」について「もう直っているかな」という確認も含めて改めて使ってみることにしました。

「One Drive」を5か月間ほど使った感想

前述の理由で「One Drive」を選んだのが2020年12月。
それから2021年4月まで使いました。
100GBプランに対して使用容量は常時35GBほどでした。

良かった点

One Drive「ならでは」といったメリットは特に感じませんでした。
普通にクラウドストレージです。

不便だった点

使っていて不便だった点はいくつかありました。
こちらは「やめた理由」(後述)と同じですので、そちらで説明します。

「One Drive」をやめた理由

「One Drive」をやめた理由を説明します。
前述のとおり、ひとことで理由を言うと「私の環境では「One Drive」が現時点では非常に不安定だった」となります。
具体的にどう不安定だったのかを、改善の期待も込めて説明します。

理由1: Windows休止から復帰するとPCアプリが落ちる

私の環境では、Windows休止から復帰するとほぼ必ず「One Drive」のアプリが落ちるという現象が発生しました。
落ちると、次のようなエラーダイアログが表示されます。
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ただし、これは私の環境にも起因する可能性が高いです。
具体的には「One Drive」の同期フォルダを、外付けのUSBドライブ(PCと電源連動)にしている点です。

このUSBドライブは、PCと電源連動します。
つまり、Windowsが休止すると、USBの電源がオフになります。
逆にWindowsが復帰すると、USBの電源がオンになります。

ここで、復帰後にWindowsがUSBドライブを認識するまで、私の環境では1~2分のタイムラグがあります。。
しかし「One Drive」のほうが先にUSBドライブを検知しに行ってしまいますが、当然まだUSBドライブが存在しないのでエラーになります。

PC本体のフォルダをしているすれば問題ないかもしれません。
私は事情があってUSBドライブを指定したかったので、この現象を改善できませんでした。

また、エラーの際に出るダイアログは閉じるしかなく、自分でスタートメニューなどから「One Drive」アプリを再び起動する必要があります。
起動し忘れてしまうと、当然ながら同期しません。
ダイアログを閉じたタイミングで急な対応や家事などインタラプトが入って起動し忘れる、というケースがしばしばありました。
落ちた後もタスクバーにアイコンが残存する場合があり、こうなると忘れたままになるケースもあります。

あとから起動すると同期しますが、差分が大量発生してPCが重くなったり、消したはずのファイルが何度も復活したり、と不都合が起こりました。

理由2: 削除したファイルが何度も復活する

発生条件や原因はつかめなかったのですが、PC上で削除したはずのファイルが、一度落ちた後の「One Drive」再同期によって復活するケースがありました。
クラウドの状態を確認すると、ファイルは削除されていませんでした。
図で表すと次のとおりです。
削除したファイルが復活する
復活するファイルとしないファイルがあり、やはり条件は不明です。
クラウドから消すとPCからも削除されますが、あちこちのファイルを逐一クラウドを開いて確認して消して回るのは、手間として現実的ではなかったです。
これも今回の5ヶ月を始める際に「直っているかな?」と期待していた事象なのですが、直っていませんでした。

理由3: 削除後に別PCと同期するとクラウドもローカルも復活してしまう

こちらも発生条件や原因はつかめなかったのですが、PC上でファイルを削除した後に、別PCと同期するとクラウドもローカルもファイルが復活してしまうケースがありました。
図で表すと次のとおりです。
削除後に別PCと同期するとクラウドもローカルも復活してしまう
こちらも復活するファイルとしないファイルがあり、やはり条件は不明です。
前節同様にゴミだらけになってしまい、苦労した点です。

まとめ

今回は、Microsoft社の「One Drive」の100GBプランを5か月ほど使った感想と、やめた理由を紹介しました。
理由をひとことで言うと「私の環境では「One Drive」が現時点では非常に不安定だった」ためです。
※環境によっては安定しているかも知れません。

「One Drive」は100GBプランが最安なので、本当は使いたいのが正直なところです。
ですが動作が不安定な状態では、消えて困るデータを安心して使えないので、いったん利用をあきらめました。
今後、上述したような不安定な事象がもし一般的にみられるようでしたら、改善されることを願っています。

Windows Update の手動実行で無限再起動を再びやらかした失敗内容とその反省

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こんにちは!
以前、次の記事で Windows Update の手動実行したところ無限再起動になってしまった失敗について記載しました。
intellista.hatenablog.com

その記事では簡易的な対策として、次のような事後対応的なことを実施しました。

  • やらかした場合のシステム復旧用としてバックアップをとっておく
  • いちいち本体を開けなくて済むようにSDカードにシステムをバックアップしておく

さて、今回この記事を書いたのは、

またやらかした (自滅)

という理由からです・・・

3ヶ月前の前回の記事の詳細を失念し、うっかり「ポチッ」と、「更新して再起動」という私にとって悪魔のボタンを押してしまったのです。
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この、電源アイコンや再起動アイコンに付いたオレンジのバッジ・・・「押して押して!」と呼ばれる気がしませんか?
というのは完全な言い訳です。
せっかくのゴールデンウィークの一部がシステム復旧に充てられてしまい、悲しい・・・
(といってもこの2021年5月、緊急事態宣言でどこにも行けないので、予定の勉強時間が削られた程度の影響でした。)

私の環境では2021年2月初旬あたりから、Windows Update の手動実行したところ無限再起動になってしまいます。
こうなるともう、過去のバックアップからシステムを復旧するしかありません。
(バックアップが壊れたら永眠です・・・)

そこで、Windows Update の手動実行で無限再起動したあとの私の復旧方法と、再発防止できるよう反省した内容をまとめます。

やらかしたきっかけ

久しぶりにタスクバーに次のアイコンが表示されました。
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ここで既に私の「更新したい」願望がくすぐられています。
(私のような環境でなければ、とてもいい仕掛けです。)

そして入浴前、いつものように「休止状態」にするつもりが、この「更新してして」アイコンに引き込まれるように「更新して再起動」を押してしまいました。
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「休止状態」のつもりだったところから、「更新して再起動」に心変わりするまで、ほんの1秒くらいです。

やってしまってから、事態を悟りました。

「そういえば、以前、これで無限再起動になってしまったような・・・」
「でも、その後の自動更新では再発していないし、もしかしたら大丈夫かも・・・」

お風呂上がりにドキドキしながら確認すると、願いはむなしく、再起動を繰り返していました。
さて、今夜は深夜延長戦でシステム復旧です。

システムの復旧方法

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システムの復旧方法を記載します。

最初の想定 (実施できず)

システムの復旧方法にあたり、最初は次の図の想定で始めようとしました。
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上図の方法は次のとおりです。

  • (1) SDカードにバックアップしたシステムドライブをUSB接続して起動する
  • (2) そのドライブを壊れたドライブにクローンする

この想定もあって、冒頭の以前の記事ではSDカードにバックアップしていました。

しかし、この方法は実施できませんでした。
完全な私の初歩的な確認不足なのですが、私のPCではなんと、USBからのシステム起動をサポートしていなかったのです。
今回、BIOS画面を開いて起動ドライブにUSBを選ぼうとしたところ、不可能だとわかりました。

USBドライブからブートできると思い込んでしまい、ちゃんと確認していなかったのが良くなかったともいます。
(Windows10発売後の時期のPCだったので、さすがにできると思い込んでしまい、確認を怠ってしまいました。)

なお、図の中の「old」というのは、もっと古いバックアップになります。

  • Backup(old): もともとPCに付いていたHDD
  • Backup(new): SDカードに取っておいた最新のバックアップ
  • Current: 壊れた今のシステム (SSD)

「old」はもう使わないだろうと思いつつも売らずに取っておいたのですが、次節でシステム復旧に使うことになりました。

実際の方法 (成功)

前節の方法が無理だったので、次の図の方法でシステムを復旧しました。
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流れを説明すると、次のとおりです。

  • (1) 今のドライブをPCから取り外す
  • (2) Backup(old)のドライブをPCに取り付ける
  • (3) Backup(old)を起動する
  • (4) Backup(new)と(1)で取り外したドライブをUSB接続し、Backup(new)を(1)で取り外したドライブにディスククローンする
  • (5) クローン後のドライブを再度PCに取り付ける
  • (6) 取り付けたクローン後のドライブを起動する

この手順により、システムは復旧しました。
ディスククローンの時間も合わせて、正味5時間くらいでした。

PCの蓋を開けたりドライブを付け外しするのは楽しいもの(楽しいんかい!)ですが、やはり手間です。
ですが、私のPCがUSBブートに対応していない以上、またシステム復旧が必要になったらこのようにするしかなさそうです。

なお、このときに気づいたのですが、(4)のクローンの手順は別のPC(サブのノートPCとか)があればそちらでもできますので、それが可能ならBackup(old)のドライブは不要ですね。

学んだこと

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学んだこととして、再発防止できるよう反省した内容をまとめます。

きっかけの防止

前回失敗したにもかかわらず、私の環境では「手動更新」してはいけない、という教訓の記憶が弱かったです。
あまり発生しないだろうと軽視したのと、バックアップをとって安心してしまったのもあります。
今回は「Windows Update 手動更新は絶対NG」としっかりと脳裏に刻み込みました。
(「付箋にして貼る」などの対策も考えられますが、風景化するものなので今回はやめました。)

「手動更新」の罠は2カ所あります。

  1. ひとつは前述したスタートメニューです。
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    オレンジのバッジが付いたメニュー項目(上図の取り消し線)は押さないようにしたいです。
  2. もう一つは、不意に突然、画面上に割り込んでくる更新ダイアログです。
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    このダイアログは心の準備なく急に出るので、うっかり「今すぐ再起動」を押すことなく、落ち着いて「OK」を押すようにしたいです。

なお、この「手動更新NG」というのはあくまで「私の環境」での話になります。
手動更新してもちゃんとWindows Update がかかる方(うらやましい・・・)は「こういう事例もあるんだな」くらいに思って頂ければと思います。

システム起動できる方法はBIOSを確認しておく

「思い込み」という初歩的なミスでお恥ずかしいですが、システム起動できる方法はBIOSを確認しておく必要があることを痛感しました。
私の場合はHDD、DVDドライブ、ネットワークブートのみ。
(つまり、万が一またやらかしたら、またPCを開けてシステム復旧です。)

まとめ

今回は Windows Update の手動実行で無限再起動したあとの私の復旧方法と、再発防止できるよう反省した内容をまとめました。
私の環境に依存する部分が多いかも知れませんが、何か参考になる部分があれば幸いです。

あと、もう「ポチッ」と手動更新はしないようにしていきたいです。
(本当は根本原因がわかるといいのですが、依然不明なのでいったん対処療法にしておきます。)