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【合格者談】AWS Cloud Practitioner と Solutions Architect - Associate に家事しながら3か月で無理なく一発合格した勉強方法!


こんにちは!
今回は、AWS Certified Cloud Practitioner 試験と AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験の両方に一発で合格した勉強方法をご紹介します!

世間には1週間とか2週間で一発合格!といった記事も見かけるのですが、私には向いていませんでした。
フルタイム日勤で家事も育児もあります。
この記事では、無理なく3カ月コースで2つの試験を取得した方法をご紹介いたします!

私のスペック

学習開始時の私のスペックは次のとおりです。

  • AWS実務経験なし(知識もなし)
  • 情報処理安全確保支援士(ネットワークの知識はそこそこある)
  • アプリケーションエンジニア(15年ほど。ほぼアジャイル

スケジュールと学習時間

スケジュールと学習時間を説明します。

学習開始から AWS Certified Cloud Practitioner 試験には2カ月AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験にはプラス1か月(計3か月)で合格しました。
図で表すと次のとおりです。
概要スケジュール

AWS Certified Cloud Practitioner 試験向けの勉強は AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験の勉強に包含されます。前者は後者の中間地点、といった感じです。
前者は57時間、後者は41時間ほどかけました。
大枠では、次のステップで学習を進めました。

  • ステップ1
    • まず「教育」を活用して数日でギュッと濃密に全体の概要を体系的に把握しました。基本となる考え方や全体像を最初に理解することは、経験上、最も効率がよいです。
  • ステップ2(上図の緑色)
    • その後は2か月ほど、AWS Certified Cloud Practitioner 試験向けに「Web問題集」「書籍」「Udemy」といった教材を活用しました。
  • ステップ3(上図のオレンジ色)
    • そしてこの知識を継続して拡張するかたちで、さらに1か月間、「書籍」「Udemy」を活用し AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験の水準まで理解を深めました。

教育はAWS Certified Cloud Practitioner 試験向け、AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験向け、の両方を受講しました。
(厳密には後者の教育は試験向けではなく、試験合格水準の方々向けの実務向けの教育になります。)
私の場合、両者の教育が学習開始時付近であったことと、結果的には両者とも AWS Certified Cloud Practitioner 試験向けの固い土台になったことから、本記事では両者とも AWS Certified Cloud Practitioner 試験向けの扱いとしています。

あと、重要だと思うのは、合格の期日の目標を設定することです。
私の場合、12月に開始した時点で、ザックリと「今年度中(3月まで)には2試験とも合格する」といった目標にしました。
Web上では数週間で合格、といった記事も散見されましたので、無理のない(かつこれができないのはNGといったプレッシャー込みの)スケジュールです。

私の場合、AWS Certified Cloud Practitioner 試験の少し前から AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験向けの学習期間中、幸いにも実務でAWSに関われました。
ただし実務とはいっても、実際にAWSの管理コンソールからAWSを操作する構築作業は全くなく、あくまで知識として必要なサービスを調査・理解し、机上で構成を検討するといった内容でした。
Amazon WorkSpaces といった試験範囲外のサービスも実務の対象でしたが、リージョン、AZやVPC、EC2、S3など主要なサービスに関する基礎的な知識や AWS Direct Connect、Amazon CloudFront といったよく使われるサービスの理解も土台として必要だったので、うまく学習とリンクさせられました。

ご参考までに、もう少し詳細化したスケジュールも掲載します。
詳細スケジュール

記載されている各AWSサービス名の意味は、今はわからなくても心配ありません。
AWS Certified Cloud Practitioner 試験向けの学習が1周ほどすると、イメージがつかめると思います。

上図の「小分類」には、具体的な学習コンテンツの名称を記載しています。
各コンテンツのご紹介は、本記事で後述しますので、こちらもここでは意味がわからなくても大丈夫です。

なお、上図では、私の都合に合わせて学習期間が空白の箇所もいくつかあります。
感覚的に、空白の期間を詰められれば、3分の2くらいには学習期間を圧縮できたかもしれません。
私の場合は、無理せず、生活や勤務とのバランスをとりながら上述のスケジュールで進めました。

Cloud Practitioner 試験向けの学習方法

AWS Certified Cloud Practitioner 試験向けに行った学習方法をご紹介します。

導入教育

バウチャーチケット付きの教育「AWS Partner: Cloud Practitioner Readiness」を受講しました。
AWS Certified Cloud Practitioner」試験のバウチャーチケット付きです。
AWS Partner 企業限定の教育かもしれないのですが、勤務先で受講可能であれば選択肢としてはオススメです!

この教育は、本当に超高効率でした。
教育を受けるまでの私は、EC2はなんとなく聞いたことがある程度、VPCやS3なんて聞いたこともない、といった「AWSはな~んにも知らない!」という状況でした。
それがたった1日でリージョン、AZ(アベイラビリティゾーン)やらS3 Glacier Deep Archive といった超主要な概念やサービスをザッと体系的かつ全体的に把握できました。
オンライン講義を受けながら、メモ帳でメモを取りながらの受講。
非常にコンパクトながらメリハリある講義で、ポイントがよくわかりました。
AWSのメリット、AWS Well-Architected フレームワーク、といった基礎概念から、主要なサービスを一通りザックリと把握でき、今後の学習の土台を固められました!

問題集(Webサイト・無料)

この問題集のおかげで AWS Certified Cloud Practitioner 試験に合格したといっても過言ではない超有名なWeb問題集「AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説を使い倒しました!
無料でこのような体験を提供されているとは... 本当に神ですし大感謝です!
aws-exam.net

スマホで隙間時間にも理解を積み重ねられ、本当に重宝しました。

日々問題数が増加しているのですが、私の時は合計約160~70問。
間違えた問題のみ解きなおすことが可能で、30問ほど解きなおしました。

古すぎる問題や重複問題もありますが、そうだとわかりますし、重複問題は出題されやすいのかなと受け止めてとにかく解きました。
次々と理解が進む手ごたえがありましたね。

このサイトの面白いところは、利用者が好き勝手にコメントを残せるところ。
ネタのようなコメントもありますが、とても有益なコメントもあり、楽しく活用できました。
私も数十件ほどコメントを残しておきました。
コメントするにはしっかりとした理解や振り返り(場合によってはちゃんと調べる)が必要なので、自分のためにもなりました。

入門書(紙の書籍)

私の場合、紙の書籍&マーカー・書き込み、といった環境&行為により知識が脳にしみこんでいくようです。
そこで、紙の書籍を比較検討のうえ購入しました。
AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書」です。

その時点では AWS Certified Cloud Practitioner 試験を目指していたものの、私のいったんのゴールはその上の AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験と定めていました。
AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験の内容は AWS Certified Cloud Practitioner 試験の内容を包含します。
そのため、AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験向けの参考書が必要でした。
しかし、当時はタイミング的に、AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験向けの書籍の大半が旧試験「SAA-C02」向けでした。
私が目指す最新の「SAA-C03」向けの参考書は電子版のみであり、問題集にいたっては存在しない、という状況でした。
そんな中、1冊だけ、試験向けではないものの当時の最新版「SAA-C03」の範囲に対応する書籍がありました。
それが本書「AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書」でした。
こちらをチェックしたところ、図や章立てが非常にわかりやすく、かつ実務にも継続利用できると推測しました(推測は的中しました)。

AWS Certified Cloud Practitioner 試験向けには、この書籍の一部をしっかりと理解することで十分でした。
具体的には、下記の章を理解しました。

  • 第1部「入門編」:完全にスキップ(すみません。。。)
  • 第2部「基礎編」:基礎知識を体系的に理解するのに活用!
    • ネットワーク(VPC, Route 53, ELB):
      • VPCはリージョン、AZといった概念も含めて理解
    • コンピューティング(EC2, ASG):
      • EC2は料金体系も含めて丁寧に理解。
    • ストレージ(S3, EBS, EFS):
      • S3は種類(標準、Glacierなど)や代表機能(Webホストなど)も丁寧に理解
    • データベース(RDS, Aurora, DynamoDB, ElastiCache):
      • RDSやAuroraについて互換のあるDBMS、DynamoDBがサーバレスな点など
    • アプリ統合:(SNS, SQS):
    • 認証(IAM):
      • ユーザ、グループ、ロール、ポリシーは丁寧に理解
  • 第3部「実践編」:この時点では読みませんでした。

ちなみに上記のカテゴリ以外も多分に出題されます。
私の場合、「Web問題集+Google検索」といった「ピンポイントの知識だけでは対応できそうにない」と判断した段階で書籍で基礎を固めました。

なお、各サービスが有料なのか無料なのかは問われないので、「利用料金」は試験向けには読み飛ばしていました。

また、これは私の習慣なのですが、以下も行いました。

  • 蛍光マーカーで重要なポイントをマーキング
  • 自分なりの補足(Web問題集から学んだ点や、用語などWebで調べて深掘りした内容など)を朱書きで書き込み

上記は電子書籍よりは紙の書籍がやりやすく感じます。

模擬試験(公式・無料)

Amazon 公式の無料の模擬試験(下記)も活用しました。
AWS Certified Cloud Practitioner Official Practice Question Set (CLF-C01 - Japanese)

Web問題集を始めたころに、並行活用して解き終えました。
問題数は20問と少ないながらも、知識を得られるとともに、「このくらいの水準の知識が必要だ」「こんな感じで出題されるのだ」という感覚を得られました。
私は2周し、10~15分で1周できました。

お世話になったWeb記事

AWS Certified Cloud Practitioner 試験向けに、私がわからなかった点を調べて「これはいい!」と思った記事をご紹介します。

上記の記事には大変お世話になり、本当に感謝です。

受験(テストセンター)

AWS認定試験は、自宅でも受験可能となっています。
ただし私は、自宅受験だとインタラプトの懸念や、カメラオン必須のようなので不意な映り込みや部屋の片付けなどを気にして、より集中できそうなテストセンターでの受験を選択しました。

私は秋葉原のテストセンターを選びました。
雑居ビルですが、そのフロアはテストセンターのみ。
室内は静かで適温、環境面は快適でした。

試験終了後、10数分ほどでCredly(デジタルバッジ配信・管理サイト)から合格のメールが来ました。

Solutions Architect - Associate 試験向け学習方法

AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験向けに行った学習方法をご紹介します。

導入教育

バウチャーチケット付きの教育「Architecting on AWS」を受講しました。
AWS Certified Solutions Architect - Associate」試験のバウチャーチケット付きです。
3日間とボリュームのある教育で、ハンズオン演習付きです。

電子テキストはよくまとまっていて体系立っているものの、一度では細かな点まで吸収するのは難しかったです。
(ただし教育後にも何度でも見直せます!)

私の場合、講師の説明が非常にわかりやすく、かなりの高効率で理解が深まりました。
正直、この範囲を自習しても、3日間では無理だったと思います。
メリハリをつけたポイントの解説や、時折試験向けの情報を共有いただくなど、とにかく有用でした。
※ただし、もしかしたら講師の方によるかもしれません。

加えてハンズオンが秀逸でした。
実際に管理コンソール(演習用ですが本物と同じ)にログインし、手を動かしながらVPCをつくりEC2を起動したりセキュリティグループを設定したり... 基礎がしっかりと定着します。それに面白いです!
演習は数回実行可能だったので、演習後(年末休み)にもう1周、自習しました。教育時とは異なり、自分のペースでじっくりと知識がしみこみます。
残念ながら、一番長い演習(数時間かかるらしいです)は教育時も自習もトライできなかったのですが、ほかの基礎的な演習(それでも各40~50分ほど)で基礎を理解できました。セキュリティグループとかルートテーブルとか、IAMの設定とか、やってみるのは効果大ですね!

ハンズオン(Udemy)

定評あるUdemyのハンズオンで、基礎を強化しました。

【ベストセラー完全日本語化】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト SAA-C03 対応 2022 最新版
www.udemy.com

Udemyのハンズオンはいくつかありますが、世界的に定評がある講座の日本語版である点と、講師の方の丁寧な説明と聞き取りやすさから、この講座を選びました。

上述の教育に含まれるハンズオンは、VPCの構築やEC2の起動、といった基礎の基礎に偏っている部分が気になっていました。
こちらのハンズオンではAWS Certified Solutions Architect - Associate」試験の全体を網羅しており、IAMの細かい設定やRDSの起動など、かなり網羅的にハンズオンで知識を深められます。
AWSでの構築作業を疑似体験でき、本当に楽しいです!

ただ、私の場合に限ってですが、前述の教育に基礎的なハンズオンが含まれていたので、追加でハンズオンしなくても大丈夫だったかもしれません。
逆に、上述の教育を受けていない場合は、ハンズオンはやったほうがいいです!
特にこのハンズオンは、説明が丁寧で聞き取りやすく、着実に知識を深められました。
ただ、私は試験までに全レッスンを完了せず、IAM, EC2, ELB, ASG, RDS, Aurora, ElastiCache を7時間程度、学習しました。
IAM、EC2は実際に手を動かしたおかげで記憶に残った実感があります。

なお、ハンズオンで演習するためには、自分でAWSアカウントを作成する必要があります。
サービスによってはお金がかかってしまう(放っておくと高額になる恐れもある)ので、触るサービスの料金はきちんと確認するとともに、こまめに請求を確認しています。
また、利用前には下記の記事を参照し、手始めに「ルートアカウントを定常利用しない」「MFAを使う」を実施しました。
【レポート】【初級】AWS の利用前におさえておきたい 10 のこと #AWSSummit | DevelopersIO


模擬試験(Udemy)

定評あるUdemyの模試で、試験対策しました。

【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
www.udemy.com

試験対策としての評判をあちこちで聞いていたのでセールで購入しました。
実際、試験には直結したと思います。

この問題を通じて得られたのは、試験で問われる各AWSサービスの組み合わせです。
実際に起こりそうなお客様の課題に対応するAWSサービスを組み合わせてソリューションを組み立て提案する疑似体験を味わいました。

私の場合、問題文や選択肢からは到底回答が思い至らなかったので、方針をガラッと切り替え、1問も全く解かずに解答と解説を表示し、読み物としてひたすら「問題」「選択肢」「解説」を読んで理解しました。
誤りの選択肢も私の知識レベルでは大きなノイズになるので基本はスルー。
「問題」「正解の選択肢」「解説」をセットで読み、どういうことなのか理解を進めました。
すると、「各AWSサービスがどういった意図で作られたのか」「実際にどんな課題が発生し得て、そこに各AWSサービスがどう刺さるのか」が、じわじわと理解できてきました。
まさに「ソリューションアーキテクト」の疑似体験です。

解説で用語の説明がない場合も、Google検索すれば事足りました。
参考情報としてAWS公式サイトなどへのリンクもありましたが、こちらは優先度を落としてスキップしました。

テストは全6回分ありましたが、1回目(65問)、2回目(15問程度)、を1周して本試験を迎えました。
その頃には合格レベルまでには理解が深まったようです。

入門書(紙の書籍)

引き続き「AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書」を活用しました。

AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験向けには、この書籍の残りの一部を引き続き理解しました。
具体的には、「エンタープライズシステム」「セキュリティ」を中心に、下記の章を理解しました。

  • 第1部「入門編」:またまた完全にスキップ(ホントすみません。。。)
  • 第2部「基礎編」:基礎知識を体系的に理解するのに活用!
    • 監視(CloudWatch):
      • CloudWatch Metrics, CloudWatch Logs, CloudWatch Alarms の概要とサービスの組み合わせ方法を把握した程度
  • 第3部「実践編」:
    • エンタープライズシステム:(VPN, Direct Connect, Storage Gateway, Global Accelerator):
      • Direct Connect・VPNの基本を理解するとともに信頼性の高いDirect ConnectとサブでVPNを張る二重化の鉄板パターン、ほかFile Storage Gateway、など
    • セキュリティ(CloudTrail, Shield, VPC フローログ, WAF, KMS, Secrets Manager, GuardDuty):
      • 操作ログときたらCloudTrail、パスワードのローテーションときたらSecrets Manager、WAFやShieldはCloudFrontに統合されている、といった定番知識を把握
    • サーバレス(Lambda, API Gateway):
      • LambdaとAPI Gatewayの概要をおさえました。また、 サーバレスなAWSサービスはほかにもあるのですあⒼ書籍では各所に散在しており少し把握しづらかったので、AWS Certified Cloud Practitioner 試験向けの学習で調べた結果(前述)のサービス名を書籍に書き込んでおきました。
    • 静的Webサイト(S3, Certificate Manager, CloudFront):

特に、エンタープライズシステムの「AWS VPN」「AWS Direct Connect」の構成や仕組みを理解するのと、「AWS Storage Gateway」でオンプレのファイルバックアップ目的で活用する「ファイルゲートウェイ」の概要は理解しました。

机上検討(実務)

私の場合、机上検討を実務で行う機会に恵まれ、学習とリンクできた点も役に立ったと思います。
ただし、誰しもこのような機会に恵まれるとは限らないと思います。
私は途中でストップしましたが、Udemyなどのハンズオンを続ければ、実務を疑似的に経験できるかもしれません。

私がちょうど AWS Certified Cloud Practitioner 試験の学習を8割ほど終えそうなころ合いで、実務がスタート。
このころは基礎的な知識があったため、学習前とは異なり、何をどう検討すればよいのか、イメージできるようになっていた自分に驚いたものです。
もちろん、知らない知識はWebや書籍で調べました。
残念ながら、管理コンソールを使った実際のAWS構築作業は一切なかったのですが、料金計算ツールも活用しながらあれこれAWSサービスを調べ理解しながらの検討作業だったので、AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験に向けた着実なステップアップになったようです。

もちろん実務ですので、AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験の対象外となるAWSサービスについても調査と理解が必要でした。
ただし、リージョン、AZ、VPC、EC2、S3といった基本の基本は、理解できている前提での実務だったので、理解を定着できました。

料金計算ツールAWS Pricing Calculator)は、非常に使いやすく、よいですね!
calculator.aws
いくつかの条件を入れると、誰でも(とはいえAWSの基本的な知識は必須ですが...)簡単にAWSサービスの見積費用を算出できます。
算出した見積も、ハッシュ値を含むURLを生成でき、関係者に共有できます。
未ログインでも使えちゃいます!

模擬試験(公式・無料)

Amazon 公式の模擬試験(下記)も活用しました。
AWS Certified Solutions Architect – Associate Official Practice Question Set (SAA-C03 - Japanese)

Udemyの模試を購入する前に、公式模試でも事足りそうか確認する意味も込めて解き終えました。(結果、公式模試は十分役に立ったものの、やはり問題数が少なすぎるのでUdemy模試も購入しました。)
AWS Certified Cloud Practitioner 試験同様に、問題数は20問と少ないながらも、知識を得られるとともに、「このくらいの水準の知識が必要だ」「こんな感じで出題されるのだ」という感覚を得られました。
私は1周し、約30分で1周できました。

お世話になったWeb記事

AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験向けに、私がわからなかった点を調べて「これはいい!」と思った記事をご紹介します。

上記の記事には大変お世話になり、本当に感謝です。

受験(テストセンター)

前回の AWS Certified Cloud Practitioner 試験と同様に、今回のAWS Certified Solutions Architect - Associate 試験でも、より集中できそうなテストセンターでの受験を選択しました。
場所も同じ、秋葉原のテストセンターです。

時は3月中旬。
花粉症がひどい私は、くしゃみ、鼻水、涙の嵐がかなり心配でした。抗アレルギー薬でも収まりきらないほどなので...
沢山持参したポケットティッシュですが、室内にはもちこめないとのこと。代わりに、入室前にテストセンターから箱ティッシュを提示され、好きな枚数いただけます。(足りなくなったらスタッフを呼べばよいとのこと。)
しかし、入室しPCの前に座ってから落ち着いてマウスに手を置き、実際に試験開始をカチッとクリックすると、不思議なほどにすべての症状がピタッと治まり、それから試験終了まで全く症状の気配すら感じませんでした。集中力、恐るべし...
花粉症とは無関係に、たまにせき込むのですが、それも全くなく、咳止めを忘れたのですが大丈夫でした。(でも次の機会にはちゃんと飲もう...)
なお、テストセンターから支給されたティッシュは全枚、試験終了後に試験センタで回収・破棄されます。

試験終了後、合格のメールが届くまで1日と少しかかりました。
AWS Certified Cloud Practitioner 試験のときは、10数分ほどでCredly(デジタルバッジ配信・管理サイト)から合格のメールが来たのですが...
AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験の合格通知は、少し時間がかかるようですね。
なお、AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験もCredlyからデジタルバッジが配信されます。

おまけ(少しだけやった学習)

私の学習期間中は、試験の最新版「SAA-C03」向けの情報が少なく、あちこちの教材に手を出しました。
試験には直結しなかったものの、気になる教材を少しご紹介します。

AWS Skill Builder の公式動画講義(初学者向け・無料)

AWS Skill Builder に、無料の公式動画講義(初学者向け)がいくつかあります。
「何々Essentials」といったタイトルの動画数本です。
ウェビナーでも見たことのある講師の方などが、非常にゆっくりと、超概要を丁寧に解説するものでした。
30分くらい飛ばし飛ばし視聴したのですが、導入教育後の私には簡単すぎたので、私はそれ以上は利用しませんでした。
ただ、「AWSが本当になんだかさっぱりわからない!」という場合は、はじめの一歩としてよいのではという印象です。

電子書籍 (無料)

無料書籍として有名な「AWS認定資格 クラウドラクティショナーの教科書」です。

学習開始後の半月ほど(30ページほど)お世話になりました。
当時の試験の最新版「SAA-C03」へ対応する数少ない書籍ということで、チョイスしました。

Kindleで読む電子書籍です。電車内の隙間時間でも寝転がってもスマホで読めるのは大変便利です。
Kindleでも蛍光マーカーを引けるのですが、Kindleの仕様(?)なのかページまたがりではマーカーを引けませんでした。(ページ区切りで分断されてしまう。)
私にとってはこのがKindleの仕様(?)使いずらく、途中で利用を中止しています。

まとめ

今回は、AWS Certified Cloud Practitioner 試験と AWS Certified Solutions Architect - Associate 試験の両方に一発で合格した勉強方法をご紹介しました!
私の生活に合わせ、無理なく3カ月コースで2つの試験を取得した方法をご紹介いたしました。

なお、資格試験は、体系的に学習できたりキャリアアップに役立つというメリットや、自身のスキルの証明にも使えます。
次の記事では、AWSの認定資格のほかにも、IT系の資格試験に合格した勉強方法のコツをご紹介する記事をまとめています。
是非、チェックしてみてください!
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また、AWSといったインフラエンジニアの領域で気になるのは、やはりCCNACisco Certified Network Associate)です。CCNAとはネットワークエンジニアを目指す方の入門資格のひとつで、ネットワーク関連機器の世界最大手といわれるシスコシステムズ社が実施する認定資格です。ちょっと目移りしますよね。
学習効率や就職・転職を視野に入れた場合、ITスクールを利用するといった選択肢もあります。
次のITスクールは、目指す未経験の方も短期間で高い市場価値のあるインフラエンジニアを目指せる就職・転職サポート付きのITスクールです。
こちらも是非、ご検討ください!