intellista

engineer's notes about application development, data analysis, and so on

FILCOのリストレスト「MACARON」2種を1か月すこし使った感想!快適です!

keyboard

こんにちは!
今回はキーボードで有名なFILCO社が販売しているキーボードやマウス用のリストレスト「MACARON」の快適さをご紹介します!

もう「快適」と結論を書いてしまいましたが...

この後の記事には「具体的にどう快適なのか」「どう使ったら快適だったのか」などの詳細を説明いたしますので、是非お読みいただければ幸いです!

製品のラインナップ

FILCOリストレスト「MACARON」のラインナップ(本記事の執筆時)は、次のとおりです。

厚さ

厚さ(高さ)は次の2種です。

  • 12mm
  • 17mm

お手持ちのキーボードに合わせて選ぶことになります。
私の場合、手持ちのキーボードは17mmが多いです。(手持ちの「FILCO Majestouch MINILA」も17mmです。)

横幅

横幅は次のの4種です。

  • L(445mm)
    • フルサイズのキーボード向け
  • M(365mm)
    • テンキーレスのキーボード向け
  • S(305mm)
  • S・分割型(150mm × 2)
    • Sサイズを2等分に分割したものです。マウスやテンキーパッド向け。ゲーミングデバイスの左手キーボードにも合いそうですね。

お手持ちのキーボードに合わせて選ぶことになります。

奥行

奥行は全品80mmです。
本当に過不足のない大きさで、手のひらにフィットします。

色は次の7種です。(カッコ内は私の主観です!)

  • Papaya(鮮やかで爽やかな優しいオレンジ)
  • Rainy(かすかに青みのある明るい曇り空のようなグレー)
  • Lavender(優しく落ち着いたパープル)
  • Forest(ゴルフの芝生を彷彿とさせるグリーン)
  • Cinnamonラクダを彷彿とさせるキャラメル色)
  • Ash(無彩色で暗すぎず明るすぎないシックなグレー)
  • Flamingo(ネット限定のパステルピンク)※Flamingoは、Lサイズ、Mサイズのみ

私の主観ですが、全て落ち着いた爽やかな色で、全色パステとまではいかないものの程よく白みがかった優しいトーンです。
気持ちも落ち着きます。

なお、公式サイトで「Flamingo」は通販限定との記載がありますが、Amazonでも購入が可能ですね。

厚型17mm・Lサイズ・Flamingo 厚型17mm・Mサイズ・Flamingo

購入したリストレスト(2種)

厚さ17mm・Sサイズ・Forest色

緑のリストレスト
FILCO Majestouch Wrist Rest "Macaron" 厚型17mm・Sサイズ・Forest

緑という癒しの色あい。
そしてその緑もキツくなく弱くもない、程よい心地よい色合いが本当に気に入りました。

厚さ17mm・Sサイズ・分離型(2分割)・Ash色

グレーのリストレスト
FILCO Majestouch Wrist Rest "Macaron" 厚型17mm・Sサイズ・分離型(2分割)・Ash

ForestのMACARONを購入し使用したところ、非常に具合がよいことを確認できたので、トラックボール・マウス用に分割型を追加で購入しました。

色はグレーが希望でしたが、グレーのラインナップは2種(Rainy、Ash)とあり、どちらが良いか迷いました。
明るめのRainyか、シックなAshか...
結果、私の場合、Rainyよりは暗めで落ち着いたAshを選びました。
無彩色なので、家具やデバイスと合わせやすそうですし、ForestのMACARONとも相性がよさそうだったので。
(結果、家具やデバイス、ForestのMACARONともよく合いました。)

購入のきっかけと気に入ったポイント

それまで長年、樫の木に本牛革を貼った硬いリストレストを使用していました。
ソコソコ高級な品物で、気に入ってはいました。
しかし、何しろ硬いのでリストレストに触れる手のひらの下部(下図の赤丸の箇所)には重さがかかり、手のひらの付け根が赤く痛くなります。
キーボード使用時に手のひらの痛い部分
木も革もクッション性が皆無なため、痛くなるのは当然なんですよね。
高さはキーボードにジャストフィットでしたので、ないよりは快適です。
しかし、手が痛くなるのは悩みの種でした。

そこでようやく巡り合えたのがこのFILCO 「MACARON」です。
適度なクッション性で、固すぎず柔らかすぎず。手は痛くなく、ヘタりやすくもないです。
キーボードのリストレスト

硬くないリストレストならほかにもあります。
でも、FILCO 「MACARON」はとても良いんです!

上面は「ウルトラスエード」という東レの繊維技術で開発された高感度・高機能の素材となっていて、触り心地はまるでスウェード。触るだけで和みます。

さらに底部はグリップ力の強い「マイクロセルポリマー」となっており、ずれることなくストレスフリーです。

なお、大切に使う予定ではあるものの、やはり経年変化のある消耗品だと思います。
消耗品である点を踏まえると価格が気になりますが、お手頃なのも気に入ったポイントのひとつです。

私の使い方

FILCO の「MACARON」をどう使ったら快適なのか、一例として私の使い方をご紹介します。

キーボードのリストレスト(手首や肩がラク

リストレストの基本の使い方は、「キーボードの手前に置く」という超基本の使い方です。

コンパクトキーボードのリストレスト

コンパクトキーボードとリストレスト
コンパクトキーボードFILCO Majestouch MINILA」にSサイズの「MACARON」がジャストフィット。


キーボードとリストレストがピッタリのサイズです。
キーボードのリストレスト

ご参考までに、私が仕事で愛用している上図のキーボード「FILCO Majestouch MINILA」は下記です。

無線タイプの登場前に購入した有線タイプを使用しています。
遊んでいる両親指で押せるFnにより、ホームポジションから手を動かさずにカーソルやバックスペース、Del/Ins、Home/End、ファンクションキーがすべて打てます!
ホントにヤバイくらい超高効率で手放せません!

Cherry MXスイッチ(黒軸、茶軸、青軸、赤軸、など)違いでバリエーションがあるので、購入するときには注意が必要です。
私は、打鍵の力が軽めで底打ち前に反応する、早打ちに強い赤軸を使用しています。
(でも赤軸は少し賑やかです。より静音の桃軸が気になります...)

なお、これから買うなら、少し高価ですが無線タイプがいいかもしれません。カラーバリエーションも豊富ですし。
私もときどき、無線タイプに浮気しそうになりチェックしています。
ご参考までに、いくつか代表的なカラーバリエーションを下記のとおり掲載します。

黒(黒軸の例)
ミルクフレーム
(桃軸の例)
イチゴフレーム
(桃軸の例)
MatteBlackフレーム
(桃軸・MatteBlack配色キーの例)
SkyGrayフレーム
(桃軸・MatteBlack配色キーの例)
ASAGIフレーム
(桃軸・SkyGray配色キーの例)
Camouflageフレーム
(桃軸・MatteBlack配色キーの例)
漆/漆黒フレーム
(桃軸・MatteBlack配色キーの例)
漆/銀河(金)フレーム
(桃軸・SkyGray配色キーの例)

各フレームについて軸、キー配色の組み合わせがあります。
キー配列は日本語、英語とありますので、間違えないようご注意ください!

テンキーレスキーボードのリストレスト

テンキーレスのキーボードとリストレスト
テンキーレスキーボードにも、Sサイズの「MACARON」がフィット。


アルファベットキーやEnterキーのあたりまでピッタリとカバーできるので、見た目も使用感もいい感じです。
テンキーレスのキーボードのリストレスト

本来であれば、テンキーレスのキーボードにはMサイズがジャストフィットです。
しかし個人的には、PrintScreenキー、Delキー、Insキー, Homeキー, カーソルキーなどは使用頻度が低いので、これらのキーがあるエリア(上図の赤点線枠内)にリストレストがないSサイズでも快適です。

ちなみに、私が使用しているテンキーレスのキーボードは、韓国のゲーミングキーボード「GTune MBL35」(絶版品)です。
テンキーレスのキーボード
韓国のBTOパソコンメーカー「한성(ハンソン、Hansung)」のブランド「한성컴퓨터(ハンソンコンピュータ、Hansung Computer)」のキーボードです。
以前お仕事でご一緒した方が持参していたのですが、そのカッコよさに一目ぼれして当時Gmarketでネット購入しました。
5000円ほどと安価ながらもメタルボディとアクリルの質感がよく、気に入っています。
なお、韓国語のキーボードは英語配列なので、英語配列のキーボードを使ったことがあれば問題なく使えると思います。

トラックボールやマウスのリストレスト(手首や肩がラク

トラックボールリストレスト

トラックボールの手前分割型の「MACARON」がフィット。

下図はコンパクトキーボードの右側にトラックボールを配置したイメージです。
トラックボールのリストレスト
キーボードの手前にはSサイズの「MACARON」を、トラックボールの手前には分割型の「MACARON」の1つを置いています。

ご参考までに、私が愛用しているトラックボールは「Kensington Expert Mouse」です。

有線タイプ 無線タイプ

私のものは有線タイプ(上図の左側)ですが、そのあと無線タイプ(上図の右側)が発売されてかなり経ちます。
価格もほぼ同じなので、これから買うなら無線タイプ(USB、Bluetooth、両対応)がオススメです。

この「Kensington Expert Mouse」の手前に、リストレストとして分割型のFILCO「MACARON」を置いています。

「Kensington Expert Mouse」には購入時に純正のリストレスト(少し硬め)が付属しますが、私は2~3年で壊れてしまいました。
それ以降は市販の小さなリストレストを使っていましたが、今回「MACARON」に交換しました。
17mmの分割型「MACARON」は、「Kensington Expert Mouse」には高さも奥行も硬さもちょうどよく、非常に快適です!

マウスのリストレスト(キーボード使用時の肘もラク

マウスの手前に分割型の「MACARON」がフィット。
キーボード使用時の肘のリストレスト

上図のキーボードはテンキーレスのキーボードの例です。
ついでに分割型のもう一つの「MACARON」を左肘のあたりに配置します。
こうすると上図のように、マウスの時もキーボードの時も手首や肘を「MACARON」がサポートしてくれて、非常に心地よいです。
分割型は柔軟に配置できていいですね!

番外編: 単に肘をつくときの肘レスト(肘や肩がラク

キーボードを使うでもマウスを使うでもなく、単品でも重宝します。
切れ目ない長時間の連続リモート会議で疲れてきたときや、PC作業に限らず何かをじっくりと考え込むときなど、机に肘をつくときが私はしばしばあります。
そんな時、机上の「MACARON」が肘にジャストフィット
考え込むときの肘のリストレスト

あまりやりすぎるとすぐにヘタってしまいそうで心配ですが...
肘が痛くならず、重宝しています!

まとめ

今回はキーボードで有名なFILCO社が販売しているキーボードやマウス用のリストレスト「MACARON」の快適さをご紹介しました。
記事では「具体的にどう快適なのか」「どう使ったら快適だったのか」などの詳細を説明いたしました。
キーボードやマウスの使用時間は、特にパソコンを使うデスクワークでは長時間になります。
できるかけ身体に負担をかけないようにできれば、快適で気分もよく、効率も上がりそうです。
この記事がお役に立てば幸いです!

謝辞

本記事のイラストは、次の記事を参考にパワーポイントで自作しました。
次の記事には本当に感謝です!
www.pc-koubou.jp