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【合格者談】情報処理安全確保支援士試験に一発で合格するまでの勉強方法、参考書、問題集のまとめ


こんにちは!

2021年12月17日(金曜日)正午、情報処理安全確保支援士試験(令和3年度 秋期)に合格しました!
私には難易度が高めに感じたので、うれしいものです。
情報処理安全確保支援士試験の合格までにやったこと(勉強方法、参考書、問題集)などまとめます。

情報処理安全確保支援士試験とは

情報処理安全確保支援士試験とは、IPA情報処理推進機構)が実施する情報処理技術者試験のうち、高度試験と同等の水準の試験です。
情報処理技術者試験のレベル区分では最高峰のレベル4となっています。
ほかの高度試験に比べると合格率は少し高め(10%後半)になっています。

また、ほかの高度試験と異なり、本試験には対応する士業があります。
その士業とは、情報処理技術者としては初の士業となる「情報処理安全確保支援士」(通称、登録セキスぺ)です。
本試験の合格により得られる資格は、この士業の前提条件となります。

試験で問われる内容(=試験勉強により習得できる内容)は、サイバーセキュリティ、情報セキュリティの業務に携わるためのベースとなる広い知識です。
サイバーセキュリティには、ネットワークの知識も深く関係します。
そのため、事前にセキュリティやネットワークの知識があると大きなアドバンテージになります。

やったこと

概要

試験までに行ったことは次のとおりです。

それぞれの詳細は後述します。

なお、私のスペックは、アプリケーション開発エンジニアで、過去にソフトウェア開発技術者試験に合格したことがあります。
(ご説明内容の前提条件になりそうなので記載します。)

また、情報処理安全確保支援士試験は今回が初めてですので、一発合格になります。
ですので、初めて挑戦される場合には特にご参考いただけると考えています。

スケジュール

勉強の期間は6月下旬~10月初旬の約3.5か月です。
平日は1~2時間、休日は3~4時間というところです。
(試算すると合計で約450時間です。)


勉強方法

参考書(教科書)で体系立てて効率よく基礎を習得

セキュリティ技術の教科書 第2版」を丁寧に2周しました。

この本は本当にわかりやすいです。

  • 情報が順序だてて整理されていて、重複や飛躍がほとんどありません。
  • あちこちで同じような内容を説明せず関連するトピックは1か所にまとめるよう努力しています。(※1)
  • ただの羅列ではなく、ポイントが何かを明示しているため、理解のスピードや記憶の定着にとても有効でした。
  • 図が非常にわかりやすいです。本質を理解するためのシンプルな図で、トピックでおさえるべきポイントが何なのか、つかみやすいです。(※2)
  • 余白が適度にあり、書き込み(追記)しやすいです。
  • 大判なので、図表が崩れたり無理やり小さくすることもなく、非常に見やすいです。
  • 解説部分だけで約350ページという分量も、私には現実的で適度な分量でした。(※3)


※1: 特にWebアプリケーションへの攻撃の種類と対策方法がまとまっている点は、本当に助かりました。
※2: 別の参考書でメール配信やDNSサーバの種類などが消化不良になっていたのが、嘘のようにスルッと理解できました。
※3: うまくまとめればこのくらいの分量になるのですね。別の参考書で学習した時の推測どおりでした。

「ここはこれがポイントだと理解すればわかりやすい」「ここは様々あって混乱するので、この軸で再整理する」といった、きめ細やかな著者の意志が感じられます。

また、実務にも役立つとあるとおり、実際に私も試験期間中もその後も実務でも活用しています。
(アプリケーション開発のセキュリティ要件の整理など)

なお、開始前にインターネットで正誤表をチェックしました。
https://www.itec.co.jp/learn/errata/
G検定に合格したときの勉強法のときの記事の教訓です。

午前対策:書籍で作戦を立てる

情報処理教科書 高度試験午前I・II」を活用しました。


この本を購入した大きな目的は次の2つです。

  • 書籍の冒頭に記載されている試験の傾向と対策の方法を把握したい
  • 厳選された過去問で効率よく午前Iを対策したい

試験の傾向と対策の方法については、おおむね次のように理解しました。

  • 同日の応用情報技術者試験の中から同じ問題が30問出る
  • 30問のうち、ネットワークとセキュリティで約20問(うちネットワークが2~3問、セキュリティが17~18問)
  • ネットワークとセキュリティ以外は、まんべんなく出題される(ただし、ヒューマンインタフェースはまず出ない)
  • 約6割が過去問の再出題(3回前以前のものと決まっており、最近のものが出る傾向)

過去問を採用する理由や、狙う点数の目安とその理由についても言及しており、読者の合格に向けた著者の意志が感じられます。

問題と解説については、50問ほど進めましたが、正直、8割くらいは不正解で、いろいろと忘れているし新しいことを知らないし、愕然としました。
そこで、よくある「問題を解いてから答え合わせ」といった非効率なやり方はすぐに捨てました。
問題を読んでわからなければすぐに解説を読んで理解する」「問題のトピックすら意味が分からなければ解説を読んでから問題を読む」といった方法(いろんな勉強系の情報でオススメしている方法ですね)に切り替えました。
そして、実力的にも期間的にも「この問題集は1周!」の使い切りと決めて、頭に叩き込みたい用語や概念は、問題文だろうが選択肢だろうがお構いなしにマーカーや赤丸などで強調しながら突き進みました。
走り抜けた後は、本がボコボコになっていました。お焚き上げしたいくらいです。

なお、こちらも、開始前にインターネットで正誤表をチェックしました。
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798172613#errata
※こちらもG検定に合格したときの勉強法のときの記事の教訓です。

なお、本書で気になった点は、次のとおりです。

  • 解説がわかりづらい
    後述の過去問道場のほうが文章も図もわかりやすいものがほとんどでした。
    ひどいときには、規約の一部がまるっとコピーで引用されていて、ポイントがわからないこともありました。
  • 使い方もわかりづらい
    冒頭にサラッと説明しているのですが、半分くらい進めるうちにようやく理解できました。使い方のコツ(※1)がわかってしまえば非常に効率的に進められます。

※1: 使い方のコツについては、次の2点になります。

  • 書籍の右下のインデックス(試験区分ごとの色分け)をみて、「SC」(情報処理安全確保支援士)のページを優先する。そのあと「SC」以外のページをやる。
  • 問題の上にあるインデックス(試験区分ごとの色分け)をみて、「SC」が色付きなら「Lv4」も解き、「SC」がグレーなら「Lv4」は解かない(飛ばす)。
午前対策: 過去問道場で模擬経験を積む

様々なサイトで評判のよい「過去問道場」、私も本当にお世話になりました。
無料ですし、非常にオススメです。

私は、次の2つを活用しました。

特長は次のとおりです。

  • 解説がわかりやすい(図表もカラーで解説も丁寧)
  • 進捗も正答率も自動集計で超効率的(無料アカウントの作成が必要)
  • Webブラウザで手軽に利用できるため、移動中やすきま時間も有効活用(スマホでもPCでも)
  • 一問一答なので、すきま時間に対応しやすく、またその一問の知識に集中しやすい

直近の2回分は過去問が再出題されない運用を加味して、過去問道場の設定でチェックをオフにしました。

「過去問道場」はWebブラウザで手軽に一問一答できるため、すきま時間でもサッと初めて終われます。
スマホならPCの前に座ったり起動する手間もありません。
移動中の立ち止まる時間(電車待ち、エレベータ内、など)、ごろ寝やソファーに座りながら、などでも少しずつ積み上げられます。

午後対策:とにかく公式の過去問PDFをやりまくる

IPA公式の過去問PDFを6年分(25冊)解いて模擬訓練しました。
午後I・IIを中心に、令和2年度秋期から1回ずつ過去に遡りながら、可能な限り解いていきました

私の場合、過去問をやり始めた最初の2~3回までは、設問のなかでどの情報が重要なのか取捨選択できませんでした。
過去問を進めるうちに、次のような傾向が見えてきました。

  • 読み飛ばしていい情報
    • 冒頭にある会社の規模、事業内容(答えとは一切無関係)
  • 解答にはならないが軽く把握しておく情報
    • 人名(Aさん、Bさん、といった人が答えになることはなく、ストーリーを追うためだけに必要)
  • 注目すべき情報
    • セキュリティや意思決定にかかわる組織体制
    • ネットワーク構成図(だいたい過去の問題と似たような構成になる)
    • ネットワークや運用上のルールや制限事項(表や本文、注記など)
    • IPアドレス、ポート番号などの具体的な値

特に午後Iや午後IIでは、図の「注記」が実は重要な情報で、正答に直撃するパターンが良くあります。
(過去問をやると体感できると思います。)

私の解き方としては、本文、図、注記も含めて、重要そうなところは鉛筆で丸囲みや下線で強調しながら問題文を読み進めました。

なお、私の場合、本番に似せたほうがよいと考え、PDFをすべて印刷して問題冊子をつくりました。
問題冊子の作り方は次のとおりです。

  • IPAの問題、解答、講評、を1ファイルに結合する(※1)
  • Adobe ReaderでA4両面冊子で印刷する(※2)
  • 中綴じ製本する(下記で詳述するホチキスどめ)


※1: インターネットでもPDFを結合できる無料サービスがあります。機密情報ではないので利用しました。
※2: Adobe Readerなら、印刷設定で両面、冊子がすぐに選べます。私は冊子のページが印刷途中からバラバラになったことがありましたが、Adobe Readerを最新化したら直りました。

A4の冊子印刷のため、A5サイズの冊子になります。
本番よりも少し小さめの冊子になりますが、雰囲気は出ました。

中綴じ製本(ホチキスどめ)についてご説明します。
といって簡単な道具さえあえればホッチキス止めだけですぐに行える製本方法です。
製本の手順は、次のとおりです。

  1. まず、A4両面冊子で印刷します。
  2. それをきれいに2つ折りにします。
  3. そこに道具(中綴じ製本用のホッチキス受け)を差し込みます。

    道具としては、MAXの多機能スケール「ナカトジール」が安価で使いやすくオススメです。
  4. 次の写真の目盛りあたりがちょうどいいです。
  5. 位置を決めたら、ホッチキスを180°開いてセットし、押し込みます。
    ホッチキスは100均のもので構いませんが、180°開くものか確認してください。
  6. 無事にホッチキス止めできました。
  7. 仕上げにホッチキス止めしたところを裏返します。刃先が浮いているので、爪などで軽く押し込みます。
  8. 刃先を押し込むときれいになりました。
  9. 冊子の上下を反対にして、もう1か所止めたら、写真のように完成です。

この「ナカトジー」は1本持っておくと非常に便利です。
ほかの資格試験(ITだけでなく語学など)でも、PDFで過去問を配布する試験はよくあるので、とても活躍してくれます。

印刷につかう用紙は、A4コピー用紙が安くておススメです。

  • 100均:80~90枚で110円(過去問のためだけならこちらでいいかも)
  • 業務用:500枚で300円~400円前後(私は大量に印刷したのと近所で300円弱のセールがあったのでこちらを買いました)
補足1
過去問の午後問題のなかには、バッファオーバーフローの問題が2問ありましたが、どうしても理解が追い付かず、このトピックは捨てると割り切ってスキップしました。
最近はもっとホットな話題がいくつもありますし、今更バッファオーバーフローが出る可能性も低いという情報もあったので。
(実際、バッファオーバーフローは今回はでませんでした。)
補足2
IPA公式の過去問以外として、過去問集の書籍もチェックしました。
しかし、私にはお金を払うほどの魅力は感じませんでした。
IPAの解答と異なる解答例が掲載されているものがあったり、解説内容についても誤解を正したり理解を深めたりする内容には見えなかったためです。
IPAの解答と異なる解答例では、IPAが求める正解の感覚がつかめるのか不明でした。)
セキュリティ技術の教科書 第2版」でしっかり読み込んでいたおかげで、IPA公式の過去問のみで十分に試験向けの訓練ができました。

やらなかったこと

IPAなどのページで最新のセキュリティ情報をチェック

IPAなどのページで最新のセキュリティ情報をチェックするようなことは省略しました。
こういったチェックは、いくつかの書籍やサイトで推奨しています。
しかし、次の理由で非実施としました。

  • 時間的に手が回らなそうだった
  • 問題のなかでの最新情報の比率はそこまで大きくないと推測した(打率が低い)

実際、やらなくても全く問題ありませんでした。
参考書や過去問で得たベースとなる知識と国語の力で対応できると思います。

売上No.1 の参考書

実は最初、売上No.1 と謳っている参考書(この記事で紹介している書籍ではありません)で学習をスタートしました。
いろんなサイトや口コミで良いと言っているので選択したのですが、本当に大失敗
具体的な情報は下記の記事にしています。
intellista.hatenablog.com

補足
上述の売上No.1の参考書には「過去問解説」というダウンロード特典がありました。
参考書本体の利用を中止したので、せめて特典くらいは利用できればと思い、特典を解き始めました。
しかし、結論としては、この特典も利用を中止しました。
なぜなら、解説の大部分が「(設問の内容)なのは(正解の内容)であるため」といった中身のないもので、肝心の「なぜ(設問の内容)が(正解の内容)となるのか?」の記載が欠落しているものが大半で、私にはほとんど意味がなかったからです。
特典の解説も参考書本体と同様、独特の冗長な日本語にもまみれているので分量は多いのですが、情報量としてはIPAの公式の解答と同等です。
時間がもったいないので、2年分くらい見た後は解説の利用を中止しました。
なお、解答内容が独自でなく、IPA公式の解答に従っている点については、いい点だと思いました。

試験当日

2021年10月10日(日曜日)、情報処理安全確保支援士試験(令和3年度 秋期)を受験しました。
試験日の当日はどんな感じなのか?
私の場合にはなりますが、受験レポートします。

持ち物

私が受験会場に持参したものは、次のとおりです。

  • シャープペンシル2本(芯はHB)
    クルトガ(5mm)、ステッドラー製図用(9mm)
    (9mmは太いのでマークシート用に愛用)
  • 鉛筆2B
    ※2Bは規定外です。規定はHBかBです。
    (下記は学生のころに愛用したマークシート用のHB)
  • 消しゴム(リサーレ)
    文具誌で評判がよく愛用しています。
  • ポケットティッシュ(広告は除去)
  • タオルハンカチ
  • 一粒ずつのチョコレート(朝、行く途中に購入)
  • 昼食(おにぎり)2つ(朝、行く途中に購入)
  • 水(500ml)1本(朝、行く途中に購入)

以下は、持って行ったものの、使わなかったものです。

  • 予備のメガネ(心配性すぎ)
  • やりこんだ参考書(見ませんでした)
  • 1周解いた高度午前I・II問題集(これも見ませんでした)

参考書や問題集は、お守りみたいなものですね。
(お守りにしてはかなり重量があります。)

試験時間

試験は次のとおり、1日がかりです。

No. 試験 時間帯 時間
1 午前I 着席: 9:10
試験: 9:30~10:20
待機: 20分
試験: 50分
2 休憩 10:20~10:30 10分
3 午前II 着席: 10:30
試験: 10:50~11:30
待機: 20分
試験: 40分
4 昼休み 11:30~12:10 40分
5 午後I 着席: 12:10
試験: 12:30~14:00
待機: 20分
試験: 90分
6 休憩 14:00~14:10 10分
7 午後II 着席: 14:10
試験: 14:30~16:30
待機: 20分
試験: 120分

休憩も含めて把握すると、余裕をもって対応できます。
試験開始の20分前に着席なので、昼休みは40分、休憩時間は実質たったの10分しかありません。
会場によってはお手洗いが混雑するため、水分を取りすぎない、お手洗いには一番乗りの勢いで行く、可能なら別のフロアのお手洗い(穴場)に行く、などの対策が必要です。

なお、持ち物で挙げた「チョコレート」や「水」は、試験前の着席してからの待機時間でも、さりげなく摂取可能でした。

当日の様子

試験日の当日の様子をご説明します。

当日の朝は7時台に起床し、気になる点など軽くチェックしました。

軽く朝食を食べたら電車で会場に。
私は幸いにも、電車で15分、片道計30分ほどの会場でした。

経路のコンビニで以下を買いました。

  • 昼食(おにぎり)2つ
    ※私の場合は会場近くにコンビニがあったのですが、昼休みが40分と短かったので、買っておいてよかったです。
  • 水(500ml)1本
    ※私の場合は会場に自販機があったので必須ではありませんでした。
  • おやつ(チョコレート)
    チョコレートは重要です(事前にいくつかのサイトで見ました)。午前IIの前に1粒、午後Iの前に2粒、午後IIの前に4粒、と脳に糖分を補給でき、体力が切れることは全くありませんでした。
会場

都内の駅近のカンファレンスセンターでした。
かなりキレイで新しめです。
近所にコンビニもあり、昼食を持参していなくても何とかなりそうです。
(資格試験によっては、近くにコンビニも飲食店ない田舎の大学などもよくあったので、私は昼食を持参すると安心します。)

通路は黒を基調としたシックな雰囲気です。
受験会場の大部屋は数部屋連結しているようでかなり広く、白を基調とした落ち着いた雰囲気です。
折り畳みの長机には2席ありますが、1人の受験者が1卓を使えるよう配慮されていました。
ただし、長机の前後の感覚がかなり狭く、椅子を引くと後ろの長机に少しかぶるのが気になりました。
私は幸いにも前後左右に受験者がおらず、集中できる環境でした。

午前I

午前Iが終わった後は、正直、ぎりぎりPassするかどうか、という感触でした。
やはり出題の範囲が広いところが難点です。

また、鉛筆の指定がHBまたはBだったのに、2Bでマークしてしまいました。
大丈夫かな、と、ちょっとドキドキしました。

なお、過去問と設問も選択肢も同一だけど、選択肢のどれを選ばせるかだけが異なる問題が出題されました。
具体的には、ソートの種類を選ばせる問題で、過去問とは異なりシェルソートを選ばせるものでした。

午前II

午前IIは余裕でした。
「過去問道場(情報処理安全確保支援士)」を全問、解いておいたおかげだと思います。
見たことある問題もいくつかありましたが、
遅ればせながら上述の2Bの件に気が付き、HBでマークしました。

昼食

自席でおにぎりを2つ食べ、後半でお手洗いに行ったら、次の試験の着席時刻となりました。
昼食の自席派はぱっと見て3割くらいでした。

受験者の9割以上を男性が占めており、お手洗いは行列でした。
特に、昼休みは長蛇の列でした。
回転は早そうでしたが、間際になると不安になりますね。
他階のお手洗いはガラガラでした。

午後I

午後Iは90分で2問解きます。
つまり、1問45分となります。
ただし、3問からの選択式なので、何かあったときのために1問30分くらいの気持ちで取り組みました。

最初の5分くらいで、各問題の出題分野が自分に合っているのかを把握して、取り掛かりました。
IPA公式の過去問により、出題形式には十分に慣れていたため、特に慌てることもなく進められました。

ただし残り5分、答案を再チェックしていると、わからなかった設問が実は「国語の問題」(問題文中に解答が明記されているパターン)であることに気が付き、正解がわかったのですが、時間切れで修正できず・・・
ギリギリ通るか通らないか、という感触になりました。

午後II

チョコレートで糖分を補給し、気持ちを切り替えて午後IIに取り掛かりました。
チョコレートは、気持ちもホッとするようですね。

事前の情報で「数年おきに『CRYPTREC』を書かせる問題がでるので、今回そろそろ出るのでは?」という情報がありました。
www.youtube.com

配られた解答用紙をみたとき、問2で8マスあって「これは・・・!」と思いました。
実際、設問を読むと完全に「CRYPTREC」でした。
問2はいけそうな気がしつつ、問1を少し進めてみると序盤で知識不足から厳しめになったので、標的を問2に絞って取り組みました。
「CRYPTREC」のおかげで勢いづきましたね。
予想を的中させた、上記の動画の村山氏には本当に感謝です。
(情報処理安全確保支援士試験については、定期的にライブ配信があるようなので、受験者の方はぜひチェック&参加してみてください。私の時は質問も可能でした。)

なお、設問は一見、難しそうに見えたのですが、ちゃんと読み込むと過去問と同様の感覚で読み解けました。
やはり過去問での慣れは重要です。
問題文11ページに対して、2時間(もう1問で30分ロスしたとしても1時間30分)もあるので、時間は気にしつつも腰を据えて取り組めました。

帰宅後

午前試験の結果は、当日中にIPA公式サイトで公開されます。
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_mondai.html
※最初、大手の資格試験のベンダのサイトを探したのですが見つからず、IPAの公式サイトにあることがわかりました。

採点してみると、午後Iが80%、午後IIが88%と予想よりも高く、いったん午前はPassしていることがわかりました。
2Bでマークした不安は残りつつも、まずは午前I・IIを通過したようでホッとしました。

以上が、2021年10月10日(日曜日)試験当日の受験レポートになります。

合格発表

合格発表は、2021年12月17日(金曜日)正午予定とされていました。
お昼休みにずれ込んだ打ち合わせが終わり、12時17分頃にIPAのページで合格番号を確認しました。
かなりドキドキしたものです。

自分の番号を目撃した時には、2~3回ほど上5桁と下4桁が相違ないことを再確認し、どう見てもあっていると判断したときには思わずガッツポーズをとったものです。

まとめ

今回は、情報処理安全確保支援士試験の合格までにやったこと(勉強方法、参考書、問題集)などまとめました。
合格までにやったこと(勉強方法、参考書、問題集)に加えて、受験日の当日の様子もレポートしました。

なお、資格試験は、体系的に学習できたりキャリアアップに役立つというメリットや、自身のスキルの証明にも使えます。
次の記事では、情報処理安全確保支援士試験の認定資格のほかにも、IT系の資格試験に合格した勉強方法のコツをご紹介する記事をまとめています。
是非、チェックしてみてください!
intellista.hatenablog.com

【図解】オープンバッジウォレット(Open Badge Wallet)にバッジをインポートする方法


こんにちは!

オープンバッジウォレット(Open Badge Wallet)を利用していますか?
オープンバッジウォレット(Open Badge Wallet)は、ほかのサイトで発行されたオープンバッジをインポートして一元管理できる機能があります。

今回は、オープンバッジウォレット(Open Badge Wallet)にオープンバッジをインポートする手順をご紹介します。


なお、オープンバッジウォレット(Open Badge Wallet)で初めてバッジを受領する手順については、G検定を例に次の記事でご紹介しています。
よろしければご参照いただけますと嬉しいです。
intellista.hatenablog.com

オープンバッジをインポートする手順

オープンバッジをインポートする手順をご説明します。

  1. オープンバッジウォレットにアクセス(下記URL)し、ログインします。
    https://nlp.netlearning.co.jp/ns/portal/openbadge/

  2. オープンバッジウォレットの「バッジ一覧」で「バッジインポート」ボタンを押します。
  3. バッジインポートのダイアログが表示されます。「画像ファイル」のタブが選ばれた状態にします。
  4. オープンバッジの画像ファイルをダイアログにドラッグ・アンド・ドロップします。画像がダイアログに表示されたら「追加」ボタンを押します。
    ※画像ファイルは、オープンバッジの標準仕様に対応する画像のみ登録可能です。Credly など Open Badge Wallet と同様のオープンバッジ取り扱いサイトから入手可能です。
    ※バッジに紐づくメールアドレスや画像のバージョンによってはエラーとなり、登録できない場合があります。エラーに関しては、補足にて後述します。
  5. オープンバッジウォレットの「バッジ一覧」に、バッジが追加されます。
  6. 登録したバッジを公開したい場合は、「公開」のトグルをクリックして有効化(色付き)にしましょう。
  7. バッジをクリックすると、バッジの詳細情報が表示されます。

以上で、オープンバッジをインポートする手順は完了です。

補足: インポートがエラーで失敗する場合

オープンバッジのインポートがエラーで失敗してしまう場合についてご説明します。

別のメールアドレスで取得したバッジをインポートする手順

オープンバッジウォレット(Open Badge Wallet)に登録したメールアドレスとは別のメールアドレスで取得したバッジをインポートしようとすると、エラーとなります。

こんなときは、オープンバッジウォレット(Open Badge Wallet)にメールアドレスを追加することで、インポートできるようになります。

メールアドレスを追加する方法は次のとおりです。

  1. ユーザ設定(右上の人型のアイコン)をクリックし、「メールアドレスの追加」ボタンを押します。
    ※デフォルトでは、ログインに使用するメールアドレスが1つだけ登録されています。
  2. 追加したいメールアドレスを入力してください。
  3. 追加したいメールアドレスに認証コードが送られます。案内に従って認証してください。
  4. 認証すると、メールアドレスが追加されます。
  5. メールアドレスを追加したあと、再びバッジをインポートします。
  6. するとエラーは起こらずにバッジのインポートに成功します。
  7. バッジをクリックすると、詳細情報も表示できます。


ところで、別のメールアドレスで取得したバッジ、とは一体どういうことでしょうか?

例えば、会社のメールアドレスで受験の手続きをした場合、合格後、そのまま会社のメールアドレスがバッジの識別情報に埋め込まれます。

一方で、オープンバッジウォレット(Open Badge Wallet)には個人のメールアドレスでログインしている場合、インポートできるバッジは個人のメールアドレスで手続きしたバッジになります。

このとき、インポートしたいバッジのメールアドレス(会社のもの)とインポートできるバッジのメールアドレス(個人のもの)が不一致となり、インポートエラーとなります。

とはいえ、どのメールアドレスで受験の手続きをしたかなんて、覚えていないこともありますよね。

そんなときは、次のような確認方法があります。

  • 受験の手続きの書類や合格者に配布される書類の確認
  • 資格試験の名前やテストセンター(プロメトリック Prometric、ピアソンビュー Pearson VUE、など)の名前で過去メールの検索
  • 資格のポータルサイトにログインして登録済のメールアドレスを確認する

メールアドレスが確認できましたら、オープンバッジウォレット(Open Badge Wallet)に追加して、バッジをインポートしてみてください。
(ただし、メールアドレスでメールを受信できる必要があります。)

オープンバッジのV1形式はインポートできない

オープンバッジウォレット(Open Badge Wallet)は、世界の標準規格であるオープンバッジに対応しています。
と、謳っていますが、実は標準規格のバージョンに制約があります。

非対応のバージョンのオープンバッジをインポートしようとすると、次のようにエラーで失敗します。

エラーメッセージからは、何が原因なのかわからないのが辛いところです。

オープンバッジウォレット(Open Badge Wallet)の窓口に問い合わせをしたところ、V2形式のみに対応しており、V1形式には対応しないとのことでした。
(問い合わせのご対応は迅速で丁寧でした。)

なお、手持ちのオープンバッジがV1なのかV2なのかを確認する手段は見つかりませんでした。
オープンバッジの団体の検証サイトも存在しますが、V1がV2と誤認されましたので、オススメできません。

もし、V1形式も含めてオープンバッジをインポートして一元管理したいのであれば、Badgrという海外の老舗のサービスがオススメです。

まとめ

今回は、オープンバッジウォレット(Open Badge Wallet)にオープンバッジをインポートする手順をご紹介しました。
また、インポートできない場合についても補足いたしました。

なお、デジタルバッジのインポートだけでなく、取得方法をご説明する記事があります。
次の記事にまとめていますので、是非チェックしてみてください!
intellista.hatenablog.com

また、「デジタルバッジ」を得るためには、そもそも資格試験に合格する必要があります。IT系の資格試験について、合格するための勉強のコツや参考書、問題集などをご紹介する記事を、下記にまとめています。
こちらも是非、チェックしてみてください!
intellista.hatenablog.com

【図解】G検定・E資格のデジタルバッジの取得方法とは?


こんにちは!

デジタルバッジをご存じですか?

デジタルバッジとは、自分が保持する認定資格(主にIT系)をオンラインで公開できる仕組みです。
ブロックチェーンの技術により偽造や改ざんが困難な形式で、個人の一意なURLで認定済の資格をロゴなどとともにSNS、ブログ、メール署名などで公開できます。

海外の企業や大学では数年前から流行り始めているようですが、日本の国内ではようやく最近、一般財団法人オープンバッジ・ネットワークが耳にされるようになった感じです。

2021年10月に、一般社団法人日本ディープラーニング協会 (JDLA) からメールで通知があり、G検定およびE資格の合格者の全員に、デジタルバッジを授与するとの連絡がありました。
デジタルバッジは、上述の「一般財団法人オープンバッジ・ネットワーク」で発行するとのことです。

そこで今回は、JDLAが提供するG検定およびE資格について、デジタルバッジ取得する手順をご紹介します!


今回の記事では、手持ちのG検定を例にご説明します。
ちなみに、G検定に合格するまでに行った勉強方法、参考書、問題集などは、次の記事にまとめてあります。
intellista.hatenablog.com

また、今回ご紹介する方法でデジタルバッジを取得した後は、お手持ちのバッジを追加できます。その方法については次の記事でご紹介しています。
intellista.hatenablog.com

デジタルバッジの取得の手順

G検定およびE資格のデジタルバッジを取得する手順は、次の2ステップです。

  • オープンバッジの受領とアカウントの作成
  • オープンバッジをウォレットで確認

この2ステップを順番にご説明します。

オープンバッジの受領とアカウントの作成

オープンバッジ授与のメールを確認し、バッジを受領する手順をご説明します。
※手持ちのG検定を例にご説明します。

G検定およびE資格の合格者には、次のメールが配信されます。

  1. 「受領手続きをはじめる」をクリックします。
  2. オープンバッジウォレットにジャンプし「ハッジ受領」のダイアログが開きます。閉じるボタンを押してください。
  3. アカウント登録の画面(Step1)に進みます。画面に従って必要な情報を入力し、確認ボタンを押してください。
    ※不思議なことに、オープンバッジを授与されて初めてアカウント作成が可能です。つまり、よくある「アカウント作成」「サインアップ」といったリンクは、この記事の時点では存在しませんでした。
  4. 登録内容確認の画面(Step2)に進みます。間違いがなければ、送信ボタンを押してください。
  5. 確認メール送信完了の画面(Step3)に進みます。閉じるボタンを押してください。
  6. 登録したメールを確認します。オープンバッジから仮登録のメールが届いています。メールの登録完了のリンクをクリックしてください。
  7. ブラウザで「アカウント認証完了」の画面が表示されます。閉じるボタンを押してください。

オープンバッジの受領とアカウントの作成する手順は、以上で完了です。
オープンバッジをウォレットで確認する手順に進んでください。

ちなみに、この時点でもアカウントにログインし、オープンバッジウォレットを確認できますが、まだバッジは表示されません。
次の手順の先頭にある「オープンバッジ発行」のメールを待つ必要があります。
(私の場合は6時間ほどでメールが配信されました。)

  1. ログイン

  2. オープンバッジウォレットのバッジ一覧

オープンバッジをウォレットで確認

オープンバッジをウォレットで確認する手順をご説明します。

  1. 登録したメールを確認します。オープンバッジから発行完了のメールが届いています。メールのログインのリンク(下記URL)をクリックしてください。
    https://nlp.netlearning.co.jp/ns/portal/openbadge/
  2. ブラウザでログイン画面が表示されます。登録したメールアドレスを入力してください。
  3. パスワードを入力してください。
  4. オープンバッジウォレットのバッジ一覧に、発行されたオープンバッジが表示されます。※この例ではG検定です。
  5. バッジ一覧でバッジをクリックすると、バッジの詳細情報が表示されます。

オープンバッジをウォレットで確認する手順は、以上で完了です。

バッジ一覧の「公開URL」ボタンや、詳細情報に表示された「共有」ボタンから、自分専用の資格の詳細ページのURLの取得やSNSへのシェアが可能です。

まとめ

今回は、JDLAが提供するG検定およびE資格について、デジタルバッジ取得する手順をご紹介しました。
うまくG検定やE資格のデジタルバッジを取得できましたでしょうか?

なお、G検定やE資格だけでなく、ほかのデジタルバッジについても取得方法をご説明する記事があります。
次の記事にまとめていますので、是非チェックしてみてください!
intellista.hatenablog.com

また、「デジタルバッジ」を得るためには、そもそも資格試験に合格する必要があります。IT系の資格試験について、合格するための勉強のコツや参考書、問題集などをご紹介する記事を、下記にまとめています。
こちらも是非、チェックしてみてください!
intellista.hatenablog.com

便利!「Windows + Shift + S」で簡単に画面を矩形選択してクリップボードにコピー!

f:id:parupuntist:20211016224415p:plain

こんにちは!

画面の一部をコピペしたいシーンはありませんか?

実は、Windows 10Windows 11では、Windows + Shift + S」で簡単に画面を矩形選択してクリップボードにコピーできるんです!

しかも、「Windows + Shift + S」で簡単に画面を矩形で範囲選択したあと、右下のホップアップをクリックすると、フリーハンドによるメモを画像に書き込めます
鬼便利すぎますね。

仕事での手順書やテスト結果などの作成、ブログへの掲載画像の作成など、毎日のように活用しています。

今回は、この便利なWindows + Shift + S」で簡単に画面を矩形選択してクリップボードにコピーする機能についてご紹介します。

操作方法

Windows + Shift + S」を押すと、画面が暗くなります。
※画像は Windows 11 のものです。

f:id:parupuntist:20211111195731p:plain

あとは好きな場所をマウスで選択するだけです。
選択したい範囲の左上でクリックし、右下で離します。

f:id:parupuntist:20211111200653p:plain

マウスのボタンを離すと、選択できた画像が画面の右下にホップアップします。
この時点でクリップボードにコピーされています。
コピーだけならここまででOKです。

f:id:parupuntist:20211111200933p:plain

さらに追加で、コピーした画像になにか書き込みたい場合は、ホップアップした画像をクリックします。
すると、編集ウィンドウが開きます。
ペンを選んで書き込みでき、画像として保存できます。

f:id:parupuntist:20211111201143p:plain

残念ながら、キーボードからテキストを打ち込んで貼り付けられません。
(私はペイントを起動して画像をペーストしてから、テキストを打ち込んでいます。)

矩形選択以外のコピーも可能

上部のメニューから、矩形選択以外のコピーも可能です。

  • 矩形選択
    f:id:parupuntist:20211111201735p:plain
  • フリーフォーム
    f:id:parupuntist:20211111201747p:plain
  • ウィンドウ
    f:id:parupuntist:20211111201759p:plain
  • 画面全体
    f:id:parupuntist:20211111201812p:plain

補足

Windowsで画面をコピーする方法は、次のようになります。

No. 方法 操作
1 画面全体のコピー
(スクリーンショット)
Print Screen キー
2 選択したウィンドウのコピー
(スクリーンショット)
Alt キー + Print Screen キー
3 画面を範囲選択してコピー Windows + Shift + S

画面を範囲選択してコピーするのに私は10年ほどフリーソフトを使ってきましたが、必要なくなりました。
ショートカットキーで素早く選択してコピーでき、かつ書き込みもスムーズに行えるため、本当に重宝しています!

まとめ

今回は、便利なWindows + Shift + S」で簡単に画面を矩形選択してクリップボードにコピーする機能についてご紹介しました。
ぜひ活用してみてください!

Windows 11 への無償アップグレードにより、やっと Windows Insider Program の呪縛から解放されました!


こんにちは!

Windows 10 で参加した「Windows Insider Program」。
本当に大失敗でした。

私の環境では「Windows Update」が確実に失敗するようになったためです。
具体的には、「Windows Update」後の再起動により、OSが起動しなくなってしまいました。

しかもこの「Windows Insider Program」、やっぱり元に戻したいと思ってもその方法は、なんと「OSをクリーンインストールする必要がある」のです。
そのため、セキュリティ的な不安をかかえながら「Windows Update」をかけずに、使ってきました。

しかし2021年10月末、ついに「Windows Insider Program」により時限式となる Windows 10 の期限が来てしまいました。
放っておけば、ある期間を過ぎるとOSが起動しなくなります。

ダメもとで行った「Windows Update」もやはり失敗。

「ついに・・・詰んだ・・・」

と、思ったときに急に思い出したのが、2021年10月5日に提供開始となった Windows 11 です。
少し調べると、Windows 11 はしばらくは無償提供で、ダウンロードしてアップグレードできそうだとわかりました。

これは、まさに渡りに船。
「OSをクリーンインストールする必要がある」という条件が舞い込んできました。

私の環境は Windows 11 の要件を満たしていません。
しかし、どのみちこのまま放っておけば使えなくなる一択なので、Windows 11 へのアップグレードを試してみました。

すると、いともあっさりと Windows 11 へのアップグレードが完了しました。
Windows Insider Program」によるデスクトップの「評価コピー。」の文字列もきれいさっぱりなくなって、本当にスッキリしました。
いまのところ、動作も安定しています。

そこで、今回は Windows 10 から Windows 11 にアップグレードできたお話をご紹介します。

アップグレードした環境

アップグレードした環境(パソコン)は、次のとおりです。

  • 富士通のESPRIMOシリーズ「ESPRIMO WF1/C2
  • プリインストールされた Windows 10 Home
    (ただし利用開始後に「Windows Insider Program」を適用)
  • TPMは搭載しています。バージョンは不明です
    (Windows 11 の要件のひとつに TPM バージョン 2.0 があります)

下記のスペックはご参考です。(今回の話と無関係です。)

  • HDD 1TB を SSD 256GB に換装
    (ノートPCの強化で余った M2 SATA を 2.5インチケースに入れ、3.5インチアダプタでマウント)
    このPC、SSDモデルもあったのですがHDDモデルを選びました。しかし2年ほどでダンマリレベルに遅くなってしまいました。結局、自分でSSD化して使えるレベルに復活させました。
  • メモリは32GBに拡張
    (なので、買い替えよりも延命を考えました)
  • ディスプレイ一体型のPCで、画面サイズは23.8インチです。
    (大きくて見やすいです。)
  • CPUは、第7世代 インテル Core i7 7700HQ 2.8GHz。
    (BIOSオーバークロックの設定もなく、そのままです。)

Windows 10 からの死の宣告

Windows 10 での「Windows Insider Program」に関するトラブルと、Windows 11 へアップグレードを選択するまでの経緯をご説明します。

Windows Updateブルースクリーンで無限再起動

2021年1月27日のビルドに更新できたのを最後に、その後この10月31日まで9か月間もの間、「Windows Updateブルースクリーンで無限再起動」の呪いに悩まされてきました。
その度にPCをばらしてバックアップのディスクイメージをクローンして復旧してきました。

2021年5月ころは、下記の記事のように、手動の「Windows Update」は失敗するものの、自動の「Windows Update」はなぜかうまくいく、という状況でした。
intellista.hatenablog.com

しかし、夏ごろになるともう、手動だろうが自動だろうが、「Windows Updateブルースクリーンで無限再起動」となり、完全に呪われてしまいました。

ところで、「リリース プレビュー」を選べば、「Windows Update」に「Windows Insider Program」の不安定な更新内容が含まれないことがわかっており、「Windows Update」が成功する可能性はありました。

しかし、何度「リリース プレビュー」を選んでも、勝手に「Dev チャネル」に戻ってしまうという、どうしようもない状態でした。
(ちなみに、ベータチャネルにしてもDevチャネルに戻ってしまいました。)

Windows Insider Program」からの脱退も効果なし

Microsoft アカウントから「Windows Insider Program」の脱退も試しました。
下のページで「今すぐプログラムから脱退する」をクリックします。

しかし、下図のようにWindows 10 とのリンクが削除されるのみで、OSのビルドは「Windows Insider Program」のままでした。

修復領域からWindows 10 の再インストールも効果なし

PCのマニュアルを参照し「ほぼ工場出荷時に戻す」という手順も試しました。
といっても、特別な方法ではなく、ディスクの修復領域からのWindows 10 の再インストールになります。
結果、設定はキレイに初期化されるもののOSのビルドは「Windows Insider Program」のままでした。
いちど「Windows Insider Program」を有効化すると、本当に「OSをクリーンインストールするしかない」ようです。

突然、なおったかに見えましたが・・・

その後、9月頃には急に、「リリース プレビュー」で固定できるようになり、「Windows Update」で正常に適用され再起動するようになりました。

よかった・・・これで「Windows Insider Program」を無視して延命できそうだ・・・

という安堵も、すぐに終わることになります。

ビルドの期限切れ、そして Windows 11 へのアップグレード

そんな夏も終わって秋も深くなってきた10月なかば。
「お使いの Windows ビルドは 2021/10/31 に期限切れになります」とメッセージがでるようになってしまいました。

Windows Insider Program」のビルドの期限が切れると確か、その後しばらくするとOSが起動しなくなったはず・・・

ダメもとで再度「Windows Update」を試してみると・・・やはり「ブルースクリーンで無限再起動」。
これで、この「Windows 10」を延命する方法がなくなった、と思いました。
しかも、OSが異常なこの状態では中古買取で値段が付くとも思えません。

そのとき、ふと思い出しました。
Windows 11 が10月に提供されていたはず・・・
少し調べると、2021年10月5日に提供開始となっており、しばらくは無償提供で、ダウンロードしてアップグレードできそうだとわかりました。

これは、まさに渡りに船。
「OSをクリーンインストールするしかない」という条件をクリアして、成功すれば「Windows Insider Program」の悪夢から抜け出せるかもしれません。

懸念点としては、私の環境は Windows 11 の要件を満たしていません。
(スクリーンショットを取り損ねましたが、「設定 > Windows UpdateWindows Insider Program」のウィンドウに表示されていました。

しかし、どのみちこのまま放っておけば「使えなくなる一択」なので、「Windows 11 へのアップグレード」を試してみました。

Windows 11 への移行

Windows 11 へアップグレードした主な流れをご説明します。

USBメモリの用意

まず、8GB以上のUSBメモリが必要でしたので、準備しました。
私が使ったのは、休眠していた64GBのUSB 3.0のメモリスティックです。

また、前提として、USBからブートできるPCである必要があります。
幸いにも、今回のPC (ESPRIMO WF1/C2) はUSBでのブートに対応していますので、問題ありませんでした。

なお、USBメモリWindows 10 でフォーマットしておきましょう。
(クイックフォーマットで十分です。)
フォーマットしておかないと、後述のUSBメモリへのインストーラの書き込みの際に、書き込み対象のUSBメモリが表示されず、先に進めません。
(私はフォーマットしましたが、おそらく Windows 10 で読み込めるファイルシステムになっていれば大丈夫かと推測します。)

インストーラのダウンロード

次のサイトにアクセスします。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11

3つあるトピックのうち、2つ目の「Windows 11 の インストール メディア を作成する」から「ダウンロード」ボタンを押します。

実行ファイルがダウンロードされます。

インストーラUSBメモリへの書き込む

ダウンロードした実行ファイルを実行すると、Windows 11 のインストーラをUSBに書き込めます。
ウィザード形式ですんなり進めるので、特筆すべき点はありません。

1点だけ、USBメモリは、Windowsでフォーマットしておくとスムーズです。
フォーマットせずにUSBメモリをPCにさしても、ウィザードで書き込み先のUSBメモリが表示されず、先に進めませんでした。
フォーマットすると、無事に表示され、USBメモリに書き込めました。

書き込んだUSBメモリでブートする

書き込んだUSBメモリでブートし、Windows 11 インストーラを起動します。

今回のPC (ESPRIMO WF1/C2) はUSBでのブートに対応していますが、次のような手順でUSBから起動する必要がありました。

  1. USBメモリをPCにさす
  2. SupportボタンでPCを起動する (PCによってはF2やF12を押しながら、の手順に相当します)
  3. 起動可能なデバイスの一覧(ディスク、光学ドライブ、USB、など)が表示される
  4. USBメモリを選択する。

インストーラが起動すると、ウィザード形式で進むので、平易です。

ただ、2点だけ「ん?」と思った点がありました。

  • インストール方法は「カスタム」で
    インストール方法として「アップグレード」「カスタム」の2つを選べるようになっているのですが、結論からすると「カスタム」を選んでうまくいきました。
    「アップグレード」を選んでも、「インストール媒体からできない」旨が表示されて最初の画面にもどる、というループの手順になるので、私の場合は「カスタム」一択でした。
    (「アップグレード」したいのに、なぜ「アップグレード」が拒否されるのかよくわかりませんが・・・)
  • 推奨空き領域
    推奨の空き領域が50GB以上という警告が表示されていますが、今回は21GBほどでした。
    しかし、問題なくインストールできました。

Windows 11 への移行が成功

これまでの手順のあと、画面の指示に従っていくつかの設定を選択しただけで、あっけなく Windows 11 の環境に生まれ変わりました。

今までの無限再起動の苦悩はいったい何だったのかというくらい、本当にあっさりと終わりました。
Windows Insider Program」のとき、デスクトップの右下に刻みこまれていた「評価コピー。」などの文字列も、キレイさっぱり消えています。

なんとすがすがしいことでしょうか!

ライセンス状態もアクティブです。

ただし、依然、Windows 11 のハードウェア要件を満たしていないとのことなので、そこは覚悟しておく必要がありそうです。

補足

補足情報です。

お世話になったサイトさまの記事(アップブレード手順)

アップグレードにあたり、下記のサイトさまの記事で、Windows 11 非対応のPCにインストールする方法をチェックしていました。
mazu-bunkai.com

解説がわかりやすく、アップグレードの手順の具体的なイメージを持てました。

そのおかげで、アップグレードに踏み出せたとともに、スムーズに進められました。
本当に感謝です。

なお、私の場合は幸いにも、レジストリにLab用の設定を追加する必要はなく、インストーラの指示に従うだけでアップグレードできました。

もう1台アップグレード!

(2023年1月11日追記)
次の記事で、DELL社のノートPC「DELL XPS 15 L502X」を Windows 11 にアップグレードしています。
intellista.hatenablog.com

こちらの記事でも、上述のサイトさまの記事にお世話になっております。感謝。

まとめ

今回は Windows 10 から Windows 11 にアップグレードできたお話をご紹介しました。

特に、次の点をポイントにご説明しました。

  • Windows Insider Program」で本当に苦労した点 (今回のPCの場合)
  • すんなり Windows 11 にアップグレードできた点 (今回のPCの場合)

この情報がお役に立てば幸いです!

【図解】EXIN認定資格のデジタルバッジの取得方法とは?

こんにちは!

デジタルバッジをご存じですか?

デジタルバッジとは、自分が保持する認定資格(主にIT系)をオンラインで公開できる仕組みです。
ブロックチェーンの技術により偽造や改ざんが困難な形式で、個人の一意なURLで認定済の資格をロゴなどとともにSNS、ブログ、メール署名などで公開できます。

海外の企業や大学では数年前から流行り始めているようですが、日本の国内ではようやく最近、一般財団法人オープンバッジ・ネットワークが耳にされるようになった感じです。

デジタルバッジの取り組みが導入された後のベンダで取得した資格については、一般的には合格後にデジタルバッジに関する案内のメールが届いて、スムーズに取得できるようです。
しかし、過去に取得した資格の場合は、メールは送られてこず(というか、そもそもデジタルバッジの存在も知らず)、自力で取得の申請をする必要があります。

自力での申請、しかも海外の認定資格だと基本は英語だったりするので、なかなか骨が折れますよね...
そこで、私が行ったことのあるデジタルバッジの申請について、シェアしようと思います。

今回は、世界中のITプロフェッショナルを認定するオランダの企業「EXIN」が提供するEXIN認定資格について、デジタルバッジを申請して取得する手順をご紹介します!

※手持ちの「ITILファンデーション (ITIL Foundation Certification - IT Service Management)」を例にご説明します。
 なお、「ITILファンデーション」は2018年から試験機関が変更され、EXIN認定試験からPeopleCert認定試験となっています。

デジタルバッジの申請と取得の手順

EXIN 認定資格のデジタルバッジを申請し取得する手順は、次の2ステップです。

  • EXIN にログインしてデジタルバッジを購入
    ※2018年1月1日以降の合格者は不要
  • EXEED にログインしてデジタルバッジを取得

この2ステップを順番にご説明します。

EXIN にログインしてデジタルバッジを購入

EXIN にログインしてデジタルバッジを購入する手順をご説明します。

※2018年1月1日以降にEXIN認定資格を受験し合格されている場合、EXEEDからでデジタルバッジが無料配布されているため、この手順は不要です。(次のデジタルバッジを取得する手順に進んでください。)

ポイントは次のとおりです。

  • EXIN 公式サイトにログインする
  • 登録済のメールアドレスを再確認
    (デジタルバッジに紐づけたいメールアドレスであるか)
  • クレジットカードで支払う
  • 安価 (\364) ※2021年10月27日時点
  1. EXIN にアクセスします。
    https://www.exin.com/jp-ja/
  2. MYLOGINボタンを押します。
  3. ユーザ名とパスワードを入力してログインしてください。
    ※ユーザ名は認定時(合格後)に通知される「EXN」で始まる文字列です。
  4. ログイン後、メニューから「デジタルバッジの注文はこちら」をクリックしてください。
  5. 登録済のメールアドレスが表示されますので、正しいこと、デジタルバッジに紐づけたいメールアドレスであること、を確認してください。
    ※後述の EXEED (デジタルバッジを取得・管理するサイト) で、メールアドレスにデジタルバッジが紐づくため。
    問題なければ「確認&オンラインでのお支払いはこちら」をクリックしてください。
    ※価格は2021年10月27日時点のものです。
  6. クレジットカードの情報を入力して、オンラインでの支払いを済ませます。
    ※価格は2021年10月27日時点のものです。
  7. 支払いをすませると、支払い済みである情報が表示されます。
    ※価格は2021年10月27日時点のものです。

    そして、EXEED (デジタルバッジを取得・管理するサイト) からデジタルバッジを受け取れる旨のメールが送信されます。

EXIN にログインしてデジタルバッジを購入する手順は、以上で完了です。
次のデジタルバッジを取得する手順に進んでください。

EXEED にログインしてデジタルバッジを取得

EXEED (EXINのデジタルバッジを取得・管理するサイト) にログインしてデジタルバッジを取得する手順をご説明します。

もし EXEED のアカウントをお持ちでない場合は、事前にアカウントを作成しておくとスムーズです。
https://app.exeed.pro/

この手順では、事前にアカウントを作成してある前提でご説明します。

  1. 合格者に EXEED から送信されているメール (デジタルバッジを受け取れるという内容のメール) を確認します。
    そして「Acctivate your account」をクリックしてください。
    その下の「I do not accept the accout」をクリックしないように注意してください。
  2. EXEED のアカウントを有効化するためのページが開きます。
    EXEED のアカウントのパスワードを入力し「ACCTIVATE」ボタンを押してください。
  3. デジタルバッジを申請するためのダイアログが開きます。
    「CONTINUE TO CLAIM YOUR BADGE」ボタンを押してください。
  4. EXEED のマイページが開きます。
    EXIN認定資格のロゴの下の「ACCEPT」ボタンを押してください。
  5. EXIN認定資格のロゴが非活性になります。
    目のマークをクリックしてください。
  6. EXIN認定資格のデジタルバッジの詳細ページが表示されます。
    「MAKE VISIBLE」ボタンをクリックして、デジタルバッジを可視化しましょう。
  7. EXIN認定資格のデジタルバッジが可視化され,ました。
    これでデジタルバッジの取得は完了です。

EXEED のアカウントでデジタルバッジを取得する手順は以上で終了です。

EXIN認定資格のデジタルバッジの詳細ページに表示されたボタンやSNSのロゴから、自分専用の資格の詳細ページのURLの取得やSNSへのシェアが可能です。

まとめ

今回は、世界中のITプロフェッショナルを認定するオランダの企業「EXIN」が提供するEXIN認定資格について、デジタルバッジを申請して取得する手順をご紹介しました。
日本語で手順を解説している情報が見つからなかったので、今回、この情報を発信しました。
うまくEXIN認定資格のデジタルバッジを取得できましたでしょうか?

なお、EXIN認定資格だけでなく、ほかのデジタルバッジについても取得方法をご説明する記事があります。
次の記事にまとめていますので、是非チェックしてみてください!
intellista.hatenablog.com

また、「デジタルバッジ」を得るためには、そもそも資格試験に合格する必要があります。IT系の資格試験について、合格するための勉強のコツや参考書、問題集などをご紹介する記事を、下記にまとめています。
こちらも是非、チェックしてみてください!
intellista.hatenablog.com

【図解】認定スクラムマスターのデジタルバッジの取得方法とは?


こんにちは!

デジタルバッジをご存じですか?

デジタルバッジとは、自分が保持する認定資格(主にIT系)をオンラインで公開できる仕組みです。
ブロックチェーンの技術により偽造や改ざんが困難な形式で、個人の一意なURLで認定済の資格をロゴなどとともにSNS、ブログ、メール署名などで公開できます。

海外の企業や大学では数年前から流行り始めているようですが、日本の国内ではようやく最近、一般財団法人オープンバッジ・ネットワークが耳にされるようになった感じです。

デジタルバッジの取り組みが導入された後のベンダで取得した資格については、一般的には合格後にデジタルバッジに関する案内のメールが届いて、スムーズに取得できるようです。
しかし、過去に取得した資格の場合は、メールは送られてこず(というか、そもそもデジタルバッジの存在も知らず)、自力で取得の申請をする必要があります。

自力での申請、しかも海外の認定資格だと基本は英語だったりするので、なかなか骨が折れますよね...
そこで、私が行ったことのあるデジタルバッジの申請について、シェアしようと思います。

今回は、Scrum Allianceが提供する認定スクラムマスター(Ceritified Scrum Master; CSM)の認定資格について、デジタルバッジを申請して取得する手順をご紹介します!

デジタルバッジの申請と取得の手順

認定スクラムマスター(CSM)のデジタルバッジを申請し取得する手順は、次の2ステップです。

  • Scrum Alliance にログインしてメールアドレスを(再)確認
  • BadgeCert にアカウント作成してデジタルバッジを取得

この2ステップを順番にご説明します。

Scrum Alliance にログインしてメールアドレスを(再)確認

Scrum Alliance にログインしてメールアドレスを(再)確認する手順をご説明します。

※Scrum Alliance に登録済のメールアドレスがお分かりの場合は、この手順は不要です。(次のデジタルバッジを取得する手順に進んでください。)

  1. Scrum Alliance にアクセスします。
    https://www.scrumalliance.org/
  2. ログインボタンを押します。
  3. ユーザ名とパスワードを入力してログインしてください。
    ※私の場合ユーザ名は認定時(合格後)に通知されました。
  4. ログイン後、メニューから Profile をクリックしてください。
  5. Scrum Alliance に登録済のメールアドレスが表示されますので、控えておいてください。


Scrum Alliance にログインしてメールアドレスを(再)確認する手順は、以上で完了です。
次のデジタルバッジを取得する手順に進んでください。

BadgeCert にアカウント作成してデジタルバッジを取得

BadgeCert にアカウント作成してデジタルバッジを取得する手順をご説明します。

この手順は、次の公式サイトのサポートページの手順を参考に実施したものです。
https://support.scrumalliance.org/hc/en-us/articles/360005564091-How-do-I-claim-my-digital-badge-

  1. BadgeCert にアクセスします。
    https://badgecert.com/
  2. ログインボタンを押します。
  3. 「Request New Password」のリンクを押します。
  4. Scrum Alliance に登録済のメールアドレスを入力し、「Send me a reset password link」ボタンを押してください。
  5. 入力したScrum Alliance に登録済のメールアドレスにメールが送信された旨が表示されます。
  6. メールを確認してください。
    先ほど入力したScrum Alliance に登録済のメールアドレスに BadgeCert からメールが届きます。
    「clicking here」をクリックしてください。
  7. 「Reset password」ページが開きます。
    先ほど入力したScrum Alliance に登録済のメールアドレス、お好きな新しいパスワードを入力し、「Submit」ボタンを押してください。
  8. ログイン画面に移るので、先ほど入力したメールアドレスとパスワードを入力し、「Log In」ボタンを押してください。
  9. ログインするとマイページが表示されます。
    認定スクラムマスター(CSM)のデジタルバッジの取得が完了し、認定資格のロゴが表示されます。
  10. 参考までに、認定資格の情報を見てみましょう。
    ロゴにマウスオーバーし、目のマークをクリックしてください。
    ※間違えてゴミ箱のマークをクリックしないように注意してください!
  11. 認定資格の詳細な情報が表示されます。

BadgeCert にアカウント作成してデジタルバッジを取得する手順は以上で終了です。

BadgeCertに表示された資格のロゴをマウスオーバーした共有のマークから、自分専用の資格の詳細ページのURLの取得やSNSへのシェアが可能です。

まとめ

今回は、Scrum Allianceが提供する認定スクラムマスター(Ceritified Scrum Master; CSM)の認定資格について、デジタルバッジを申請して取得する手順をご紹介しました。
日本語で手順を解説している情報が見つからなかったので、今回、この情報を発信しました。
うまく認定スクラムマスターのデジタルバッジを取得できましたでしょうか?

なお、認定スクラムマスターだけでなく、ほかのデジタルバッジについても取得方法をご説明する記事があります。
次の記事にまとめていますので、是非チェックしてみてください!
intellista.hatenablog.com

また、「デジタルバッジ」を得るためには、そもそも資格試験に合格する必要があります。IT系の資格試験について、合格するための勉強のコツや参考書、問題集などをご紹介する記事を、下記にまとめています。
こちらも是非、チェックしてみてください!
intellista.hatenablog.com