intellista

engineer's notes about application development, data analysis, and so on

Windows10のフォトの「アプリは開始されませんでした。」から脱出 (別アプリに乗り換え)

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★下記に、もっと簡単な方法がありますので、よろしければご参照ください。
intellista.hatenablog.com


先月あたりから、画像をダブルクリックすると「アプリは開始されませんでした。」というダイアログが表示され、画像を開けなくなっていました。
Windows10標準のフォトが既定アプリになっていて、一瞬アプリのウィンドウが起動することもありますが、すぐに閉じてダイアログが表示されます。

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エラーダイアログ

ちょっと不便だったので、この現象を対策しました。
具体的には、フォトで表示するようには解消できず、別の無料アプリをMicrosoft Storeから入れました。

やったこと

まず、「フォト」の修復を試みました。
NEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 020671
上記の情報に従って、

  • 「フォト」を修復する
  • 「フォト」をリセットする
  • 「フォト」を再インストールする

を試したのですが、症状は改善しませんでした。

  • 「フォト」を修復する
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「フォト」を修復する
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解消せず・・・
  • 「フォト」をリセットする
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「フォト」をリセットする
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解消せず・・・
  • 「フォト」を再インストールする

管理者権限でPower Shellを起動し、「get-appxpackage *Microsoft.Windows.Photos* | remove-appxpackage」を打ち込んで再起動します。

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「フォト」をアンインストールする

この状態で画像をダブルクリックすると、「ペイント」が起動します。

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ペイントが起動する
※ダイアログは画像ファイルです。(紛らわしくてすみません。)

これはこれで悪くないのですが、大きい画像や誤って編集したくないときなど不便なので、やはり「フォト」を入れてみます。

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「フォト」をインストールする
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解消せず・・・

Microsoft Storeを見て気がついたのですが、そもそもWindows標準のフォトである必要があるかというとそうではないです。
なので「フォト」は削除し、別のフリーのフォトビューアを入れました。
いくつか試したのですが、Adobe Photoshop Expressが高機能で割と起動が速かったです。
(もうワンテンポ起動が速いと嬉しいのですが・・・気になったら他を探してみます。)

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Adobe Photoshop Expressをインストールする
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既定アプリにしておく
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表示できました
※ダイアログは画像ファイルです。(紛らわしくてすみません。)

Adobe Photoshop Expressはサクサク画像を加工できて便利そうです。
次のような例なら、数秒の操作でできました。他にも様々な加工が直感的にできそうで、楽しいです。

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Adobe Photoshop Expressで加工した例
※ダイアログは画像ファイルです。(紛らわしくてすみません。)

Snapseedのようにトーンカーブが使えると嬉しいのですが、今のところ見つかっていません。

なお、上記の手順「フォト」を修復する、は下記がわかりやすかったです。
www.onetest.info

エフェクチュエーション

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「エフェクチュエーション」というタイトルの研修を見かけて、興味がわいて少し調べました。
優れた起業家が実践している意思決定プロセスや思考を体系化した理論のことで、経営学者が2008年に体系化したそうです。

次の記事で概要を押さえました。
wirelesswire.jp
media.gob-ip.net

27人の起業家を調査した結果に基づく、優れた起業家に共通する5つの行動原則だそうです。
すごくざっくり言うと、次のようなものだと思いました。

  • 1.「手中の鳥」 の原則
    目的から創出する(従来手法)ではなく、手段から創出する。
  • 2.「許容可能な損失」 の原則
    許容できる損失を織り込む。
  • 3.「クレイジーキルト」 の原則
    競合も含めてパートナーシップを持とうとする。
  • 4.「レモネード」 の原則
    予期せぬ事態も活用してしまう。
  • 5.「飛行機のパイロット」 の原則
    予測に注力するのではなくコントロールできることに注力し、臨機応変に素早く対応する。

これらの行動減速は、未来は予測不能、という前提に基づいているそうです。この前提は、アジャイル開発など変化に適応することを前提としたプロセスにも少し通じるところがあると思いました。先日のハピネスプラネットの講演でも、同様の考え方を踏まえていると思いました。予測不能な未来を前提にある程度の目標は持ちながらもトライ&エラーで素早く軌道修正しながら進める、という考え方は、近年の大きな流れなのかもしれません。

「手中の鳥」 の原則にある、手持ちのリソースから事業創出する、という考え方は、よく言われている、100人に1人の能力を2つの分野で持てれば100×100人=1万人に1人の逸材になれる、という考え方にも少し通じるとことがあると思いました。

「飛行機のパイロット」 の原則の前半は、「7つの習慣」の「影響の輪」にも通じるところがあると思いました。

Windows Insider Program

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1月末、 Windows Insider Program のビルド期限が切れるということで Update をかけたのですが、何度も失敗して手間取りました。
Update 中に再起動を繰り返すようになってしまいました。
失敗したドライブは、保管していたバックアップドライブから上書きクローンで巻き戻し、それを何度か繰り返して、ようやくうまく行きました。
手動でUpdateの再起動をかけると失敗する、を夜中まで繰り返したので、翌日やろうと休止したところ、夜中に起動してUpdateがかかったらしく、翌朝には正常起動していました・・・ちょっと謎です。
上書きクローンするために、一体型PCを裏を開け、保管していたバックアップドライブを引っ張り出して取り付けたり外したりする必要がありましたが、もともと好きなので、その点は楽しめました。

Windows Insider Program は定期的にビルドの期限が来るので、もうやめようかな、と思ったのですが難しいことがわかりました。
Windows Insider Program の配信を停止すれば程なく抜けられると勘違いしていて、実は Windows Insider Program をやめるには現Verのクリーンインストールか次期Verのインストールが必要みたいです。
そこで Dev チャネルは少し不安になったので、一旦、リリース プレビューに変更しました。
が、期限が通知されたらまた Update が必要なので、起動しなくなったときに備えてバックアップドライブは保管して置こうと思います。
PCをバラすのはとても楽しいのですが少し手間なので、SDカードにディスククローンして新しいバックアップドライブを作っておきました。
ディスククローンには、Minitool ShadowMaker Free というフリーソフトを使っています。
相手のディスク容量に多少差異があってもうまいことクローンしてくれるところも気に入っています。
www.vector.co.jp

Windows Insider Program は、去年の夏ごろ Docker for Windows を試したくて参加しました。
Docker の前提として WSL 2 が必要ですが、Windows 10 Home にはもともと含まれていませんでした。
WSL 2 は、昨年の May 2020 Update に含まれるようでしたが、配信が遅れているようでした。
Windows Insider Program に参加すると導入できると知ったので、Dev チャネルに参加して Docker も無事に動かせました。
目的は果たせたのでその点ではよかったのですが、下調べが甘かったと反省しています。

ちなみに WSL 2 は次期 Windows 10 ではコマンドラインでインストールできるようになるみたいです。
www.atmarkit.co.jp

Boston Dynamics の犬型ロボットは800万円くらいで買える!

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確か半年くらい前、Boston Dynamics の犬型ロボット「Spot」(※上記画像はPepperなので別物です)が、800万円くらいで販売開始されたというニュースを見ました。
高価すぎて買えませんが「値段がついて売っている」という事実に心が動きました。

そのBoston Dynamics ですが、Pepperのソフトバンクから売却されるとのことです。
xtech.nikkei.com
日本ではロボティクスがPepper、AIBOくらいな印象なので、さみしいですね。

なので、下記のソフトバンクのサイトはいずれクローズされるのかな・・・
www.softbank.jp

最近、人型のAtlasや犬型のSpotなどが踊っている動画を見ました。
www.youtube.com

2021年9月19日 追記:
Boston Dynamicsの動画は見ていて楽しいです。
いくつか気に入っている動画を追加します。
www.youtube.com
www.youtube.com

幸せならうまくいく、という考え方

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ハピネスプラネット代表の矢野氏のオンライン講演を聞きました。
happiness-planet.org

「うまくいっている人が幸せなのではなく、幸せな人がうまくいっている」
ということがデータに基づく研究結果から言えるそうです。
モバイルデバイスと研究データに基づき、幸せを定量化できるといいます。

生産的で幸せな集団には「信頼できる関係がある」という主張を踏まえて、

  • 実験と学習に基づく新しい組織に変わることで、自律的になり、変化へ適応できるようになる
  • 企業は人の心でできており、幸せが業績に直結する

ということでした。
理想としては共感でき、個人としてはつい自然とそういった行動を取ってしまいますが、組織もそう変わっていくといいと思いました。

また、他の講演者の方も含めたキーワードのひとつ「DX」とも関連させていると思います。
「DX」、つまりデジタルデータを利用したビジネスのトランスフォーメーションのことで、お客様の体験を通じた価値を重視し、プロダクトやサービスはその価値を生み出したり最大化するのための手段である、という点が重要だと思っています。

なお、アジャイル開発で良く聞く「心理的安全性」に通じるところがあると思いました。
また、計画よりも方針+やってみて学習、という姿勢も、アジャイルっぽいです。
なので、考え方としては共感できました。

こういう考え方が広まったり、実証されてくると嬉しいと思います。
社会人になった頃とは世の中の雰囲気がどんどん変わり、違和感が年々解消されてきているのも少し嬉しいです。

アイキャッチ画像


はてなブログアイキャッチ画像を簡単に作れるところがとても気に入っています。
この機能は、つい最近実装されたものなのですね。
(確かに、この機能あったっけ?と思いました。)
staff.hatenablog.com

余談ですが、アイキャッチ画像をそのまま英語風に「アイキャッチイメージ」と言うと「I catch image.」(意味は通らない)のように聞こえてしまう恐れがあるようです。
an/the eye-catching image(s)のようになるそうです。
eikaiwa.online

Vuetify


半年ほどVuetifyを使ったSPAをアジャイル開発したことがあります。

Vue.js向けにUIを簡単かつきれいに作るフレームワークです。
当初、Vuetifyは初めて知ったのですが、公式ドキュメントといくつかの情報でスムーズに習得できました。

はじめに、次のサイトで基本を学びました。
1. 基本的なUIを作成する。

2. 上記をベースに、ナビゲーションメニューを階層化する。

その後は、公式サイトのAPIドキュメントなど参照しながら機能追加、という感じです。
公式サイトのAPIドキュメントはサンプルコードがとても豊富で、役立ちました。

1年くらいVue.jsを使った開発経験があったのもよかったのか、2日くらいで一気にモックアップのメニュー付きの画面を作れました。
マテリアルデザインという考え方に基づいており、あまり深く考えなくてもきれいに仕上がるところが良かったです。
IE11には非対応の機能が散見されるので、その点は注意です。