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engineer's notes about application development, data analysis, and so on

幸せならうまくいく、という考え方

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ハピネスプラネット代表の矢野氏のオンライン講演を聞きました。
happiness-planet.org

「うまくいっている人が幸せなのではなく、幸せな人がうまくいっている」
ということがデータに基づく研究結果から言えるそうです。
モバイルデバイスと研究データに基づき、幸せを定量化できるといいます。

生産的で幸せな集団には「信頼できる関係がある」という主張を踏まえて、

  • 実験と学習に基づく新しい組織に変わることで、自律的になり、変化へ適応できるようになる
  • 企業は人の心でできており、幸せが業績に直結する

ということでした。
理想としては共感でき、個人としてはつい自然とそういった行動を取ってしまいますが、組織もそう変わっていくといいと思いました。

また、他の講演者の方も含めたキーワードのひとつ「DX」とも関連させていると思います。
「DX」、つまりデジタルデータを利用したビジネスのトランスフォーメーションのことで、お客様の体験を通じた価値を重視し、プロダクトやサービスはその価値を生み出したり最大化するのための手段である、という点が重要だと思っています。

なお、アジャイル開発で良く聞く「心理的安全性」に通じるところがあると思いました。
また、計画よりも方針+やってみて学習、という姿勢も、アジャイルっぽいです。
なので、考え方としては共感できました。

こういう考え方が広まったり、実証されてくると嬉しいと思います。
社会人になった頃とは世の中の雰囲気がどんどん変わり、違和感が年々解消されてきているのも少し嬉しいです。