「VS Code Meetup」を視聴しました。
高機能な割に軽量な「Visual Studio Code」は2年ほど使っていますが、拡張機能についてはあまり知りません。
今回、初心者向けに「VS Code Meetup #11 - 入門編2021」と銘打って、拡張機能を中心としたオンライン勉強会がありました。
個人的にはオールインワン的な情報量で、非常に助かりました。
www.youtube.com
当日は残業の玉突きで家事が終わらず、リアルタイムでの参加はできませんでした。
しかしYouTube Live配信だったので、後から全て視聴できました。ありがたいことです。1.25倍速再生くらいがちょうどよかったです。
気になったトピックを記します。
マストなレベルの拡張機能
登壇者の方でお2方が共通してお勧めしていたのが、次の3つの各脳機能です。
- Bracket Pair Colorizer 2
カッコの対に色付けする - indent-rainbow
インデントに色付けする - Trailing Spaces
半角スペースに色付けする
有益なまとめ情報
VS Codeエディタ入門
著者のセッションでも、前述の3つの拡張機能を推薦していました。
また、次の情報が印象に残りました。
- printデバッグを卒業して、デバッグ機能を使おう
- PythonのLintはFlake8を使っている
- draw.ioという拡張機能で、Microsoft Visio風の図形描画が可能
(ただしVisual Studio Codeだと若干不安定なケースがあるのでビューアとしての利用がよいかも)
特に、私は2年も使っているのにデバッグ機能を使いこなせていないので、確認しようと思います。
(以前メインで使っていたEclipseではデバッグ機能はマストだったので、今は少しもどかしいです。)
VS Code の使い始めに入れておくと便利な拡張機能 10 選
次の記事の著者が、記事を解説されました。
zenn.dev
こちらの著者も、前述の3つの拡張機能を推薦していました。
また、記事にない補足説明もありました。主に次のような点です。
- Docs Markdown
markdown向けのLintだそうです - LinkCheckMD
リンクの生き死にを確認できる拡張機能です - Duplicate action
フォルダのコピーができるようになるのがポイント - EvilInspector
全角スペースを強調表示
全角スペースの罠
「Evillnspector」について、ある経験を思い出しました。
いくつかの開発プロジェクトでのことです。
SQLで構文エラーが起こったのですが、どう見てもエラーがあるように見えません。
文法も予約後も合っているし、括弧やクォーテーションの対応も正しいです。
しかし実行すると構文エラーになるのです。
数時間~半日ほどハマってわかった原因が、実は単語の区切りやインデントの一部に「全角スペース」が混入していた、というものでした。
自分でやらかしたこともありますし、メンバのプルリクエスト確認でも、発生しました。
混入の経緯はハッキリしないのですが、別の資料からコピペしたり日本語でコメントしたときの全半切り替えミスしたり、といったことが想定されました。
この「全角スペース」は、SQLをエディタに貼り付けて、かつエディタで全角スペースを表示する設定にしていたことによって、発見できました。
目視では全くわからなかったです。
ハマった割にはしょうもない原因で、どっと疲れた記憶があります。
時間を無駄にしないためにも「全角スペース」を強調できる点は助かると思いました。
その他
その他、気になった点です。
- Pylanceという、Pythonの変数に型をつける仕掛けがあることを知りました
- Visual Studio Codeで議事録を書く
markdownを採用するツールが増えている
Marpでスライド化、mandocでWord化も可能
個人的には、markdownは使えると広く便利そうなので、もう少し取り入れて習熟したいと思いました
まとめ
補記
10年ほど「Eclipse」でJava開発をしてきました。
「Visual Studio Code」はJavaも書けるようで、数年前にいくつかの拡張機能を試したのですが、ちょっと環境が整いませんでした。
近年はJavaをやらないので、影響がないですが、Java(もしくはKolin)も快適かは、少し気になっています。
ここ数年は「Visual Studio Code」でJavaScript、HTML、CSS、Pythonなどで開発しています。
「Visual Studio Code」はフォントが見やすいところも気に入っています。